聖地巡礼の旅も3日目。今回はドラマ『孤独のグルメ Season7』第4話に登場し、井之頭五郎さんも訪れた群馬県下仁田町へと足を運びました。高崎駅から上信電鉄に揺られること約1時間。終着駅の下仁田駅は、どこか懐かしい昭和の香りが漂う素敵な場所でした。今回のお目当ては、地元で愛され続ける名店「一番」さんです。
活気あふれる開店前の行列とドラマの影響力

下仁田駅から少し歩いた路地裏に、目的の「一番」さんはあります。開店30分前に到着しましたが、店の前で待っていると次々に数名のお客が。その後も続々と人が集まり、オープン時には10名以上の列ができていました。
並んでいる最中、同じくドラマを見て遠方から来たという方とお話しする機会がありました。放送から月日が経っても色褪せない作品の人気と、それをきっかけに町を訪れる人々の熱量を肌で感じ、改めて「孤独のグルメ」の影響力の凄さを実感しました。開店と同時に店内は満席になり、活気に包まれます。
職人技が光る!ニンニクがガツンと効いた特大餃子

席に着き、まずは看板メニューの一つである「餃子」を注文しました。運ばれてきた一皿を見て、その大きさに驚かされます。鉄板で丁寧に焼かれたことが伝わる、きつね色の美しい焼き目が食欲をそそります。
箸で持ち上げるとずっしりと重く、一口かじればガツンと強烈なニンニクの香りが鼻を抜けます。その直後、閉じ込められていた肉汁がじゅわっと溢れ出し、口いっぱいに旨味が広がりました。これほどまでにパンチがあり、食べ応えのある餃子にはなかなか出会えません。
うどんのような迫力!野菜たっぷり極太タンメン

続いて登場したのが、もう一つの主役「タンメン」です。一見するとスープの色が濃く見えますが、実際に口に運んでみると驚くほどあっさりとした優しい味わい。たっぷり乗ったキャベツやもやしの甘みがスープに溶け込んでいます。
特筆すべきは、その「麺」の太さです。ちゃんぽん麺のような質感ですが、その迫力はもはや「うどん」と言っても過言ではないほどの極太サイズ。この重量感のある麺がスープや野菜と見事に絡み合い、噛みしめるたびに小麦の香りとスープのコクが楽しめます。
店主の想いと下仁田の町への願い
かつては焼きそばなどのメニューもあったそうですが、現在はタンメンと餃子の二本柱。お店の方に伺うと、あまりに美味しすぎてお客さんが他のお店に行かなくなってしまうのを防ぐため、あえてメニューを絞っているのだとか。
「周りのお店もぜひ回ってほしい」という店主の言葉からは、衰退しつつある下仁田を皆で盛り上げたいという、町への深い愛が伝わってきました。
まとめ
下仁田の「一番」さんは、味の素晴らしさはもちろん、店主の温かい人柄と町を想う心に触れられる場所でした。五郎さんが歩いた下仁田の路地を散策しながら、ぜひお腹を空かせて訪れてみてください。
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