iPhoneのProモデルに搭載されている48MP(4,800万画素)の高解像度写真を撮影する方法について解説します。
💡 48MP(4,800万画素)とは?
iPhoneのProモデルのメインカメラは、従来の12MP(1,200万画素)カメラに比べて約4倍の情報量で写真を記録できます。
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優れたディテール: 非常に高精細な画像を撮影できるため、風景や被写体の細部までシャープに記録されます。
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トリミング耐性: 画像を大きく拡大したり、後からトリミングしたりしても、画質の劣化を抑えることができます。
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柔軟な編集: より多くのデータがファイルに含まれるため、露出や色合いの編集(現像)において自由度が高まります。
⚙️ 48MP撮影を有効にする設定手順
48MPで撮影するには、カメラアプリの設定で「ProRAWと解像度コントロール」を有効にする必要があります。
1. 「設定を保持」の確認

この設定を行うことで、48MPをオンにした状態をカメラアプリが記憶し、アプリを閉じてもリセットされなくなります。
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「設定」アプリを開きます。
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リストから「カメラ」をタップし、「設定を保持」を選択します。
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「ProRAWと解像度コントロール」のトグルをオン(緑色)にします。
2. 「フォーマット」での解像度コントロールの有効化

実際に48MPでの撮影を可能にするための設定です。
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「設定」アプリに戻り、「カメラ」から「フォーマット」をタップします。
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「写真撮影」セクションにある「ProRAWと解像度コントロール」のトグルをオン(緑色)にします。
⚠️ ProRAWフォーマットとJPEG/HEIFロスの選択: トグルをオンにすると、その下に「ProRAWフォーマット」の選択肢(例:ProRAW、JPEGロスレスなど)が表示されます。
ProRAW: 編集の自由度を最大化したい場合に選択します。ファイルサイズは非常に大きくなります。
JPEGロスレス/HEIF最大(互換性優先/高効率): ProRAWよりは小さいファイルサイズで、48MPの高解像度写真を記録します。
📱 カメラアプリでの切り替え

設定を有効にしたら、カメラアプリで解像度を切り替えます。
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「カメラ」アプリを起動し、「写真」モードにします。
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画面上部に表示されている現在のフォーマットと解像度(例: HEIC・24MP)が表示されている部分をタップします。
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タップするごとに、「48MP」などの高解像度設定に切り替わります。
これで、特別な瞬間を高精細な48MPで記録する準備が整いました。ぜひ、その圧倒的なディテールを体験してください。
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