「このまま今の生活を続けていて、本当にいいのだろうか?」
そんなモヤモヤを感じたときに読みたいのが『生き方は、選べる。』です。この本には、周囲の価値観や「こうするべき」に流されるのではなく、自分の心と向き合い、自分らしい生き方を選んでいくためのヒントが詰まっています。
『生き方は、選べる。』を読むと、「幸せとは何なのか」「本当にやりたいことは何なのか」「怖くても一歩踏み出すにはどうすればいいのか」を改めて考えさせられます。
『生き方は、選べる。』が問いかける本当の幸せ
特に印象に残ったのは、「自分にとっての幸せ」を自分自身に問い直すことの大切さです。
物を買ったり、社会的な成功を手に入れたりすれば、それだけで幸せになれるわけではありません。何を手に入れるかよりも、自分が本当に望んでいるものは何なのかを知ることが大切なのだと感じました。
「自分にとってのほんとうのしあわせって何だろう?」 「自分にとってほんとうに大切なものって何だろう?」 「自分にとってほんとうにやりたいことって何だろう?」 「自分にとって絶対やりたくないことって何だろう?」
引用:『生き方は、選べる。』クリス・モンセン著
この問いは、とてもシンプルだからこそ深く刺さります。
普段の生活では、「みんながそうしているから」「安定しているから」「失敗したくないから」といった理由で選択してしまうことがあります。でも、それが本当に自分の望みなのかは別問題です。
『生き方は、選べる。』は、周囲から与えられた幸せではなく、自分自身が納得できる幸せを考えるきっかけになる本だと思いました。
『生き方は、選べる。』から学ぶ、恐怖との付き合い方
新しいことに挑戦するとき、怖くなるのは当然です。
転職、環境を変えること、人間関係を見直すことなど、人生の大きな決断には不安がつきまといます。だからこそ、「怖くなくなってから行動する」のではなく、恐怖がある状態でも自分の方向を確認することが重要なのだと感じました。
自分の本心、真実を知るためにはどうするかっていうと、恐怖と向き合うこと。僕の場合はそこに鍵があった。
恐怖を「失くす」のではなく、 どう付き合っていくかが大事
引用:『生き方は、選べる。』クリス・モンセン著
「恐怖をなくさなければ動けない」と考えてしまうと、いつまでもスタートできません。
怖いけれど、それでも自分はこちらに進みたい。
そんな感覚を大切にすることが、自分らしい生き方につながっていくのだと思います。
問題は「問題先生」だと考えてみる
人生では、できれば避けたい問題が突然やってきます。
仕事、人間関係、将来への不安など、その瞬間は「なぜ自分が」と思ってしまうものです。
けれど、この本では問題そのものに対する見方を変える考え方が紹介されています。
問題というやつはやってくるとめんどくさいし、怖いし、困っちゃうし、嫌だなって思う。でもあるとき、問題は越えた後に必ずギフトをくれるってことがわかったんだ。
ああ、あの問題があったおかげで、僕は今こうしていられるんだ」って感謝に変わったりする。今は問題がやってきたら「問題先生」って先に呼んじゃうくらい感謝してる。
引用:『生き方は、選べる。』クリス・モンセン著
この考え方は面白いと思いました。
問題が起きたときに「最悪だ」と決めつけるのではなく、「この経験から何を学べるだろう」と考えてみる。
もちろん、苦しい出来事を無理に前向きに捉える必要はありません。それでも、問題をただの障害ではなく、自分を成長させるきっかけとして見る視点は持っておきたいと思いました。
自分の「ハートのコンパス」を確認する
『生き方は、選べる。』を読んでいて、もう一つ印象に残ったのが「ハートのコンパス」という考え方です。
何かに迷ったとき、周囲の正解を探すのではなく、自分の心がどちらを向いているのかを確認する。
何か問題が起きたり、ちょっと疲れた、私はこれでいいのかなと疑問に思ったら「私のハートのコンパスどっちに向いてる?」と心に尋ねて、ハートのコンパスの向きを確認してみてほしい。
すぐに状況を変えられなくても、「今、私はそっちに向いてるんだ」と受け止めてみて。
引用:『生き方は、選べる。』クリス・モンセン著
すぐに仕事を辞めたり、住む場所を変えたり、人間関係をすべて変えたりする必要はありません。
まずは「自分は本当はどうしたいのか」を認識するだけでもいい。
今の環境をすぐに変えられなくても、自分の心が向いている方向を知っていれば、次の選択肢を考えることができます。
心を整えることから、生き方を選び直す
自分らしい人生を選ぶには、行動だけでなく、自分の感情と向き合うことも大切です。
不安やイライラを抱えたまま判断すると、目の前の問題から逃げることばかり考えてしまうかもしれません。
そこで、本書では瞑想や深呼吸、感情に気づくこと、ノートに不安を書き出すことなど、自分の内側を見つめる方法も紹介されています。
マインドフルネスっていうのは、自分がイラッときたり、不安になったりしたとき、「お決まりの反応くるぞ!」と気づけるようになって、ほんとうの自分が求めている発言と行動を選べるようになることだと思ってるんだ。
引用:『生き方は、選べる。』クリス・モンセン著
「感情に振り回されない」というのは、感情をなくすことではありません。
まず「今、自分はこう感じている」と気づく。そして、その感情に反射的に行動するのではなく、自分が本当に望む行動を選ぶ。
その積み重ねによって、生き方そのものも少しずつ変わっていくのではないでしょうか。
まとめ
『生き方は、選べる。』を読んで強く感じたのは、自分の人生を「仕方なくこうなったもの」と考えるのではなく、自分の心に問いかけながら選び直していくことの大切さです。
幸せとは何か。何を大切にしたいのか。何を恐れているのか。本当はどこへ向かいたいのか。
答えをすぐに出す必要はありません。
まずは自分の心に問いかけてみる。
「私のハートのコンパスは、どっちを向いている?」
そんな問いを持つだけでも、これからの生き方は少し変わるかもしれません。
今の人生に違和感を覚えている人や、周囲の価値観に合わせて生きることに疲れている人には、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
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