新しいiPad Pro 11インチ M4を購入して、人気のESRケースを装着したものの、オートスリープ機能が正常に動作しないという問題に遭遇した方も多いのではないでしょうか。
本記事では、この問題の原因と具体的な解決方法を詳しく解説していきます。
問題の詳細
症状
- ケースを閉じてもiPad Proがスリープ状態にならない
- マグネットの反応が不安定
ペンシル用フラップが原因?
iPad Proのケースがオートスリープしない。
原因として考えられるのは純正のケースと違う箇所。
ESRのケースの場合であれば、ペンシルを固定するフラップがついていることです。
この部分にもマグネットがついており、ケースにくっついて固定しています。
そこで、このフラップをケースにくっつけない状態でiPad Proがオートスリープするか試してみましたが、結果は変わらずでした。
ケース背面のマグネットが原因
ESRのケースに使用されているマグネットの強度が、iPad Pro M4の仕様に完全にマッチしていないことが主な原因と考えられます。
どうやら、新しいiPad Pro 11インチM4のマグネットの位置が従来のモデルと異なることに起因しています。
解決方法の詳細
iPad Proとケースの間に半分に折ったA4用紙を挟みます。
こうすることで、ESRのケース背面の強力すぎるマグネットの間にわずかに隙間ができます。
1. A4用紙による調整方法
実際に試してみた用紙枚数ごとの効果を検証しました。
コピー用紙1枚の場合
- オートスリープ:動作したりしなかったり
- 安定性:低い
コピー用紙2枚の場合
- オートスリープ:時々動作
- 安定性:中程度
コピー用紙3枚の場合
- オートスリープ:ほぼ確実に動作
- 安定性:高い
2. 最適な設置方法
1. iPad Proをケースから取り外す
2. A4用紙を半分に折り、3枚重ねる
3. iPad Proとケースの間に用紙を挟む
4. 用紙がずれないように慎重にiPadを装着
この解決方法は一時的な対処法です。
今後、ESRや他のメーカーから、将来的にM4に完全対応した新モデルが登場することも十分考えられます。
その他の解決方法
代替案1:純正ケースの使用
- メリット:確実な動作保証
- デメリット:13,000円ほどとなかなかに高価
代替案2:他社製品への変更
- メリット:新しい製品でこの問題に対応済みの可能性
- デメリット:再度ケースの購入費用がかかる
長期的な使用について
メリット
- コスト面での優位性
- 既存ケースの継続使用が可能
- 簡単な調整で問題解決
デメリット
- 見た目の完成度がやや低下
- 定期的なメンテナンスが必要
まとめ
ESR iPad Pro 11インチ M4ケースのオートスリープ不具合は、A4用紙3枚を挟むことで解決できることが分かりました。
この方法は、別途新しいケースを購入しなくて良いので、すぐに実践&解決できます。
始めはオートスリープが機能しなくて絶望的な気持ちになりましたが、iPad Proやケースの仕組みが分かれば対策ができました。
今回、初めてこのような不具合に直面して多少動揺しましたが、もし絶対に面倒なことになりたくなければ高価ではありますが、純正のSmart Folioを購入することをおすすめします。
Apple純正だけあって、品質は保証されているからです。
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