以前からAnker の622 Magnetic Batteryを使っていましたが、今回同じAnkerのMagGo Power Bank (10000mAh)に乗り換えました。
充電出力が7.5Wから15Wへ、バッテリー容量が5000mAhから10000mAhと倍になったのでよりバッテリー切れを気にせず安心して使えます。
iPhone用のモバイルバッテリーはたくさん販売されています。
種類が多すぎて、どれを買ったらいいのかわからない!という方もいらっしゃると思います。
選択肢のひとつとしてあるのが、マグネットでくっつくモバイルバッテリー。
iPhoneの背面にくっつけるだけなのでケーブルなしで手軽に充電できます。
そんなAnker MagGo Power Bank (10000mAh)をAnker 622 Magnetic Batteryと比較しながらレビューします。
Anker MagGo Power Bank (10000mAh)の主な仕様
もともとAnker の622 Magnetic Batteryを愛用していましたが、Anker MagGo Power Bank (10000mAh)に乗り換えました。
Anker 622 Magnetic Batteryでも十分満足していましたが、気になる点がいくつかありAnker MagGo Power Bank (10000mAh)を手に入れることで解決したのでひとつずつ解説します。
Anker 622 Magnetic Batteryとの比較
価格
Amazonの価格で比較してみます。
- Anker 622 Magnetic Batteryが6,490円
- Anker MagGo Power Bank (10000mAh)が9,990円
価格差3,500円です。
これから解説するスペックの差に足りうるならば購入する価値があります。
充電出力が7.5W→15Wの倍になった
Anker の622 Magnetic Batteryのワイヤレス充電出力が7.5Wでした。
ワイヤレス充電ならば妥当な速度ではあるのですが、やはり遅いと感じて遠出や旅行のときくらいしか出番がありませんでした。
一方のAnker MagGo Power Bank (10000mAh)はQi2認証のためワイヤレス充電出力が倍の15Wまで出るようになったので普段から急いで充電したいときに使えます。
有線だと最大27Wでさらに高速
Anker MagGo Power Bank (10000mAh)はUSB-Cポートがひとつ搭載されているので有線で充電することもできます。
出力はなんと最大27W!MacBook Airも充電できちゃうくらいの高出力。
ワイヤレス充電の15Wでも十分速いですが、もっと急いでいるときに有線充電がおすすめです。
バッテリー残量が1%単位で分かる
Anker 622 Magnetic Batteryは4つのインジケータでの表示だったため、バッテリー残量が少々分かりづらかったです。
しかしAnker MagGo Power Bank (10000mAh)は大きな特徴のひとつであるバッテリー残量の表示。
それが1%単位でしかもカラーで表示されます。
さらに、充電開始すると充電完了までの時間まで表示してくれます。
実際の使用感
ここまでワイヤレス充電のモバイルバッテリーとしては最高なんじゃないかというくらいのスペックでした。
ここからはAnker 622 Magnetic Batteryと比較してAnker MagGo Power Bank (10000mAh)の気になる点を解説します。
ケースつきのiPhone 15 Proよりも重い
開封して初めてAnker MagGo Power Bank (10000mAh)を触ったときに感じたのが、その重さ。
量ってみると252gとなかなかにずっしりです。
ケースつきのiPhone 15 Proに装着して重さを量ると484g。
つまりAnker MagGo Power Bank (10000mAh)のほうが重いということです。
Anker 622 Magnetic Batteryは148g、ケースつきのiPhone 15 Proと一緒でも380gでした。
だいたい100g増えることになります。
充電速度やバッテリー容量が倍になっているので、そこに魅力を感じられるなら重さは気にならないです。
ケースつきのiPhone 15 Proからはみ出る
Anker MagGo Power Bank (10000mAh)自体が大きいため、ケースつきのiPhone 15 Proの底面がはみ出ます。
しかしこれはAnker 622 Magnetic Batteryでも同様だったのでそこまで気にしなくてもよさそうです。
AirPods Proもワイヤレス充電できる
Anker 622 Magnetic Batteryでもできることですが、Anker MagGo Power Bank (10000mAh)でもちゃんとAirPods Proがワイヤレス充電できました。
なんでわざわざそんな面倒なことを?と思うかもしれません。
それは私のAirPods Proが第1世代でLightning端子だからです。
ワイヤレス充電できることが大きく、別途Lightningケーブルを持ち歩かなくてよくなるからです。
これで荷物がひとつ減らせます。
ワイヤレス充電をオフにできない
Anker MagGo Power Bank (10000mAh)のもっとも残念だった点が、ワイヤレス充電をオフにできないことです。
え、どういうこと?と思うかもしれません。
Anker MagGo Power Bank (10000mAh)はスタンドにもなるので、充電しないときはデスクなど卓上に置いてiPhoneの画面が見えるように置きたかったのです。
Anker 622 Magnetic Batteryのときは電源ボタンを長押しすることでワイヤレス充電をオフにできたのでモバイルバッテリーとスマホスタンドの2wayで使えましたが、残念ながらAnker MagGo Power Bank (10000mAh)では電源ボタンを長押ししてもワイヤレス充電がオフにできませんでした。
重くはなるが充電出力、バッテリー容量が倍
Anker 622 Magnetic BatteryとAnker MagGo Power Bank (10000mAh)を比較しつつメリットとデメリットを解説しました。
メリット
- ワイヤレス充電出力が7.5W→15W、さらに有線なら最大27W
- バッテリー容量が5000mAh→10000mAh
- 1%単位のバッテリー残量表示と充電完了までの時間表示
デメリット
- 約104g重くなる
- サイズが大きくなる
- ワイヤレス充電をオフにできないためスタンド単体としては使えない
上記のメリットとデメリットを把握した上で、自分のニーズに合うのはどちらなのかをぜひ検討してみてください。
どちらを購入するべきか?
Anker 622 Magnetic Batteryがおすすめな人
- とにかく安く買いたい
- とにかく軽いのがいい
- スマホスタンド単体として2wayで使いたい
Anker MagGo Power Bank (10000mAh)がおすすめな人
- 充電速度が速いのがいい
- 容量が大きいのがいい
- MacBook Airなども充電したい
ワイヤレスのモバイルバッテリーは、ケーブルなしで手軽に充電できるのでとにかく便利です。
普段から旅行まで使えるモバイルバッテリーをぜひ試してみてください。
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