「13歳からのアート思考」を読んで、一番印象に残ったのは、アートは絵を描く技術ではなく、自分だけのものの見方を育てる考え方だということでした。
正解を探すことが当たり前になっている毎日の中で、「自分はどう感じたのか」を考える時間は意外と少ないものです。この本は、自分だけの答えを見つけたい人や、考える力をもっと深めたい人に、大きな気づきを与えてくれる一冊でした。
「13歳からのアート思考」が教えてくれる考え方
本書では、アート思考とは何かを、とても分かりやすく説明しています。
アート思考とは「 自分の内側にある興味をもとに自分のものの見方で世界をとらえ、自分なりの探究をし続けること」だといえるでしょう。
引用:『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』末永 幸歩著
この一文を読んで、アートは才能のある人だけのものではないと感じました。
自分が興味を持ったことを掘り下げ、自分なりに考え続ける。その姿勢こそがアート思考なのだと分かり、日々の仕事や生活にも取り入れられる考え方だと思いました。
「13歳からのアート思考」は正解よりも問いを大切にする
私たちは学校教育の中で、正しい答えを出すことを学ぶ機会が多くあります。
しかし、本書はまったく違う視点を提示してくれます。
①「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、 ②「自分なりの答え」を生み出し、 ③ それによって「新たな問い」を生み出す
引用:『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』末永 幸歩著
新しい問いを生み出すことが、さらに探究を深めていくきっかけになるという考え方は新鮮でした。
何かに迷ったときも、「正解は何か」ではなく、「自分ならどんな問いを立てるだろう」と考えるだけで、物事の見え方が変わりそうです。
「13歳からのアート思考」が変えてくれた価値観
特に印象に残ったのは、数学とアートの違いを説明する場面です。
数学の答えは「変わらないこと」に価値がありますが、アートの答えはむしろ「変わること」にこそ意味がある のです。
引用:『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』末永 幸歩著
一度決めた考えを変えることは悪いことではなく、成長した結果なのだと受け止められるようになりました。
以前とは違う考えにたどり着いたなら、それは視野が広がった証拠なのかもしれません。
自分が愛することを探究し続ける大切さ
本書の終盤では、アート思考を人生全体へ広げるメッセージが語られます。
そのためには、「常識」や「正解」にとらわれず、「自分の内側にある興味」をもとに、「自分のものの見方」で世界をとらえ、「自分なりの探究」をし続けることが欠かせません。 そしてこれこそが「 アート思考」なのです。
引用:『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』末永 幸歩著
常識や正解を否定するのではなく、それだけに縛られない姿勢が大切なのだと感じました。
仕事でも趣味でも、自分が面白いと思えることを深く掘り下げていくことが、自分だけの価値につながるのだと思います。
まとめ
「13歳からのアート思考」は、美術を学ぶ本ではなく、自分らしく考える力を育てる本でした。
正解を探すことに疲れてしまった人、自分らしい発想を身につけたい人には特におすすめです。
この本を読むと、「自分だけの答え」は誰かから教わるものではなく、自分の興味を信じて考え続けることで見つかるものなのだと実感できます。
コメント