仕事やお金に対する価値観は人それぞれ。 「なるべく働きたくない」という考えを持つ人もいるかもしれません。しかし、そんな生き方でも、豊かさを感じながら日々を過ごすことは可能です。大原扁理さんの著書『なるべく働きたくない人のためのお金の話』から、無理なく心地よい毎日を送るためのヒントを探ってみましょう。
豊かさの本質を見つめ直す
お金の多さが豊かさに直結するとは限りません。本当に大切なのは、お金との向き合い方です。
『大切なのはお金の量ではなく、どんな気持ちでそれを受け取り、そして手放すのかなのだと、いま切実に思います。』
引用:『なるべく働きたくない人のためのお金の話』大原扁理著
著者は、自分ひとりだけでなく、多くの人が幸せになるようなお金の使い方をすることで、生活がさらに豊かになったと語っています。
『金額の多寡は問題ではなくて、同じお金を使うなら、私ひとりだけが幸せになるよりも、百人が幸せになる使い方のほうが、全体的に見ればお得じゃないですか。』
引用:『なるべく働きたくない人のためのお金の話』大原扁理著
自分がどうありたいかという積極的な態度で日々を過ごすことが、豊かな暮らしにつながります。
賢い選択でストレスを減らす
お金をかけずに豊かに暮らすためには、消費のあり方を見直すことも重要です。著者は、安さだけを追求するのではなく、時間やストレスも考慮して判断しています。
『たとえ商品だけが安くても、そこまで行くのにかかる時間や電車賃や労力、セールの混雑時にわざわざ出かけることのストレスなどを加味すると、平日の空いてる日に近所のいつものお店に行って、レジでも並ばずに十分でサッサと買って帰り、空いた時間で本でも読んだほうがお得だと私は判断。』
引用:『なるべく働きたくない人のためのお金の話』大原扁理著
また、図書館を最大限活用したり、美容室でカットモデルになったりと、お金をかけずに生活を楽しむ工夫も紹介されています。
『所有する本は何度も読み返すことがわかっているものや、好きな著者のサイン本など。あとは図書館を、ちょっと家から離れた場所にある巨大本棚のような感じでフル活用しています。』
引用:『なるべく働きたくない人のためのお金の話』大原扁理著
『美容室ではよく、カットやカラーリングのモデルになってくれる人を探しています。』
引用:『なるべく働きたくない人のためのお金の話』大原扁理著
まとめ
『なるべく働きたくない人のためのお金の話』は、単なる節約術の本ではありません。この本が教えてくれるのは、「何にお金を使うか」ではなく、「どんな気持ちでお金を使うか」が、人生の豊かさを決めるということ。
安さだけを追い求めるのではなく、時間やストレスも考慮した賢い選択をすること。そして、自分だけでなく、周りの人たちも幸せになるようなお金の使い方を考えること。
「働きたくない」という消極的な理由からではなく、「どうありたいか」という前向きな姿勢で日々を過ごすことが、無理なく心地よい毎日へとつながっていくでしょう。
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