電子書籍を読む上で大事なのがデバイス選び。
私はメインのデバイスとしてKindle Oasisを3年半以上愛用しています。
「iPhone 15 ProとiPad miniを持っているにもかかわらず」です。
iPhoneもiPadもあるのになんでわざわざ読書しかできないKindleデバイスを使うの?と思うかもしれません。
- 読書に集中したい
- 寝る前にも読む
- 寝転がりたいから軽いデバイスがいい
上記4つのニーズを満たすためにKindleデバイスを使っています。
さらにKindle Oasisを使う理由は
- ページ送りボタン
- 7インチの画面サイズ
- 上記2つがあります。
なぜiPhoneやiPadではダメなのか?わざわざKindle Oasisを使うのか?をひとつずつ解説していきます。
iPhoneではダメなのか?
Kindle本などの電子書籍を読もうと思ったらまず思い浮かぶのが誰もが持っているiPhone。
もちろん、Kindle本を読み始めたころはiPhoneで読んでいましたし、今も外出先でもiPhoneで読みます。
しかしiPhoneにも弱点があります。
iPhoneの弱点
iPhoneで電子書籍を読む上で不便な点を解説します。
画面が小さい
電子書籍をiPhoneで読んだ人なら誰でも感じることですが、やはり紙の本と比べると画面が小さいです。
私も外出先でiPhone 15 Proでも読書しますが、6.1インチという画面サイズであっても小さく感じます。
表示できる文字の量が少ないと、やはり読書効率も下がります。
バックライトで目が疲れる
iPhoneやiPadすべてにいえることですが、バックライト方式のため目に直接光が入るため、読書していると目が疲れやすいです。
特に夜の寝る前など、バックライトを浴びると眠くなるどころか目が冴えるというのは有名な話。
もし、どうしてもiPhoneで読むならば極力画面の輝度を下げる、ダークモードにするなど対策が必要です。
動画やSNSの誘惑
iPhoneで読書をしていてついつい、動画を見始めてしまったりSNSの通知が来ていつのまにか読書から離れていたとい経験がある人も多いと思います。
そういった誘惑がiPhoneにはたくさん含まれているので、通知をオフにすることや今から10分は読書に集中する!など強い精神力が必要です。
iPadではダメなのか?
ではiPhoneよりも画面の大きいiPadやもっとコンパクトなiPad miniではどうなのかというと、そうかんたんにはいきません。
Kindle OasisなどKindleデバイスはカラーではなくモノクロなので、カラーのマンガや雑誌を読むのにiPadは向いています。
しかし、iPadにも弱点があります。
iPadの弱点
画面が大きいので読書に最適!と思いきや、不便な点があります。
重たい
iPad miniでも読書をしますが、ケースやリング込みの重さが443g。
それに対してKindle Oasisはリングもつけても200gちょうどでなんと半分以下なのです。
寝転がったり、横になって読書したいというニーズがあるため、片手で持ちたいです。
そのためiPad miniの8.3インチという大きい画面サイズを犠牲にしてでもKindle Oasisで読書しています。
やっぱり誘惑がある
iPad miniには動画やSNSのアプリは入れていません。
しかし、それ以外にも誘惑があります。
読書中に、「あれを買い物リストに入れなきゃ」「あの用事を忘れないようリマインダーに入れなきゃ」といった突発的に思いついたことや思い出したことをメモするために集中が途切れてしまうことがあるのです。
Kindle Oasisが最強なのか?
iPhoneやiPadでの読書の弱点を解説しました。
ならばKindleデバイスで読書をすれば最強なのか!と思うかもしれません。
しかし、残念ながらKindle Oasisにも弱点があります。
Kindle Oasisの弱点
iPhoneやiPadと比較して万能に思えたKindle Oasisですが、こちらにも弱点があります。
ページ送りが遅い
Kindleデバイス全般にいえることですが、進むや戻るなどのページ送りがもっさりしていて遅いです。
小説などの活字をじっくり読むときには問題ないのですが、ビジネス書などある程度速くパラパラめくりたいときにはやや不便に感じます。
カラーで見れずモノクロ
これもKindleデバイス全般ですが、カラーのマンガも雑誌もモノクロで表示されます。
マンガはまだいいかもしれませんが、雑誌となるとやはりカラーで読みたいものです。
一部のマンガや雑誌が厳しい
Kindle Oasisの7インチという画面サイズであっても少し大きさに物足りなさがあります。
通常のマンガであればそこそこ快適に読めるのですが、紙の本でもともと大きいサイズで出版されている4コママンガは絵も文字も小さくなってしまい快適とはいえません。
雑誌に関しても言わずもがな7インチでは読みづらいです。
本の種類によって最適なデバイスがある
じゃあどの端末で読めばいいの?と思うかもしれません。
結局、本の種類によって最適なデバイスがあるという結論です。
Kindle Oasisにおすすめな本
- 小説
- 哲学書
- 4コマ以外のマンガ
iPhoneにおすすめな本
- 小説
- ビジネス書
iPadにおすすめな本
- 活字の本全般
- マンガ
- 雑誌
オールマイティなのは、やはりiPadです。
一番画面が大きいというのが最大の理由。
iPhoneに向いている本のジャンルは少ないですが、圧倒的に持ち運びやすいというのが利点です。
Kindle Oasisはやや持ち運びやすく目が疲れにくいので特に夜の寝る前におすすめといった感じになります。
本のジャンルはもちろんですが、本を読むシチュエーションも大事になってきますので、自分の環境に合わせて読書デバイスを切り替えてみてはいかがでしょうか?
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