歩くだけで人生が変わる?医師が教える究極の健康法

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「最近、運動不足だけど何から始めればいいかわからない」と悩んでいませんか。特別な道具も高額なジム代も必要なく、今日からすぐに始められる最強の処方箋があります。それは「歩くこと」です。

ベストセラー『病気の9割は歩くだけで治る!』の著者であり、町医者として日々患者さんと向き合う長尾和宏先生の知見をもとに、なぜ「歩き」が心身のあらゆる不調を遠ざけるのか、その驚きの効果を解説します。


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1. 認知症予防の切り札は「歩きながら計算」

現代社会において、認知症への不安を抱える方は少なくありません。しかし、日々の歩き方に一工夫加えるだけで、脳の状態を劇的に改善できる可能性があります。

国立長寿医療研究センターの研究では、認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)の人々が「計算しながら歩く」という習慣を1年続けた結果、脳内のアミロイドβ(アルツハイマー型の原因物質)が消えていたという驚くべきデータがあります。

もう一つのエビデンスが知られている認知症予防の方法は何かといえば、実は歩くことなのです。正確にいうと、計算をしながら歩くこと。  これは、日本発のエビデンスです。愛知県にある国立長寿医療研究センターで行われた研究で、アミロイド β の沈着が認められ認知症が始まりかかっているMCIの人たちを集めて、毎日1時間、 50 から3ずつ引いていく計算をしながら歩いてもらったところ、1年後にはなんと脳内にたまりかかっていたアミロイド β が消えていたというのです。

引用:『病気の9割は歩くだけで治る!』長尾 和宏著

単に足を動かすだけでなく、頭を同時に使う「デュアルタスク」が脳への強力な刺激となるのです。

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2. 薬に頼らない「風邪」と「メンタル」の整え方

多くの人が風邪をひくとすぐに薬を飲みますが、実は風邪を根本から治す薬は存在しません。医師である長尾先生は、自身の体調管理として「歩くこと」を推奨しています。

また、歩行は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を促します。ポイントは、スマホやテレビなどの外部刺激を遮断し、歩くことそのものに集中することです。

幸せホルモンのセロトニンのシャワーを浴びようと思ったら、歩いている間は歩くことに集中すること。聴くなら、ヒーリングミュージックなど、BGM程度に音楽を聴くくらいがいいでしょう。そうすると、瞑想状態と同じような境地に入り、セロトニンの出す神経が活性化します。

引用:『病気の9割は歩くだけで治る!』長尾 和宏著

このように、歩くことは身体の免疫力を高めるだけでなく、心の平穏を取り戻す「動く瞑想」としての役割も果たしてくれます。

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3. 食生活の見直しと「移動」の喜び

健康を守るためには、歩く習慣とセットで「砂糖」の摂取を控えることも重要です。WHO(世界保健機関)もガイドラインを出すほど、過剰な砂糖摂取は全身の炎症や不調に関連しています。

さらに、もし将来的に自力で歩くことが難しくなったとしても、「移動すること」を諦めてはいけません。外の空気に触れ、新しい刺激を脳に送り続けることが、人間らしい生活を支える柱となります。

人間というのは、自然や人とコミュニケーションをする生き物だと、私は思っています。脳を若々しく保つには、歩く。たとえ歩けなくなっても車イスででも移動することが欠かせません。

引用:『病気の9割は歩くだけで治る!』長尾 和宏著

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まとめ

健康の秘訣は、高度な医療や高価なサプリメントではなく、私たちの足元にありました。毎日1万歩、あるいは自分のペースで8,000歩。歩くことで脳が活性化し、思考が前向きになれば、人生の質そのものが向上します。

まずは今日、一駅分歩く、あるいは近所の公園を散歩することから始めてみませんか。その一歩が、あなたの未来を健やかに変えていくはずです。

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