月10万円で豊かに暮らす。ミニマリストの本から学んだ「持たない暮らし」のヒント

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ミニマリストTakeruさんの著書『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』を読みました。モノを減らす話かと思いきや、お金の使い方や家事の効率化まで、生活全体を見直すヒントが詰まっている一冊です。今回は特に印象に残った部分を引用しながら、自分の暮らしと照らし合わせて考えたことをまとめてみます。

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モノを減らすと見えてくる「本当に必要な量」

適正な所有数はざっくり100〜200個

いきなり具体的な数字が出てくるところが、この本のすごいところです。

ミニマリストとして生活していくモノの適正量は100~200個程度

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

100〜200個と聞くと少なく感じますが、実際に持ち物を数えてみると、案外「使っていないのに何となく持っているモノ」が多いことに気づきます。数を決めてから見直すと、判断基準がはっきりして手放しやすくなる感覚があります。

小さな支出も一生涯で考えると馬鹿にできない

日用品の買い替えについても、こんな指摘がありました。

数百円のペンの替え芯やノートでも、年間で考えると数万円、一生涯で数十万円にもなります。どう考えても、もったいないですよね。

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

一つひとつは数百円でも、積み重ねれば数十万円という視点は、日用品選びの意識を変えてくれます。安さだけで選ぶのではなく、長く使えるモノを選ぶほうが結果的に節約になる、という考え方に納得しました。

青色のアイテムを選ぶ理由

色選びにも心理的な根拠があるそうです。

青色が与える心理効果として集中力を高めてくれたり、リラックス効果を高めてくれるからです。また、青色のモノを身につけることで、誠実さや爽やかさを相手に印象づけるとも言われているからです。

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

文房具や小物を選ぶとき、何となくデザインで決めがちですが、色にも機能的な意味を持たせるという発想は新鮮でした。

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家事をシンプルにする工夫

食器は拭かず自然乾燥

家事の時短についても具体的です。

水切りマットや水切りスノコを使うことで、食器を自然乾燥させています。毎日毎食後に食器を拭くのも、数分かかります。

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

「毎食後数分」と聞くと大したことがないようですが、これも一生涯で積み上げれば相当な時間になります。小さな家事を一つ手放すだけで、時間の余裕は意外と生まれるものです。

食材の備蓄は適量でいい

備蓄についての考え方も、ミニマリストらしい割り切りがあります。

人間は、食べ物がなくても水さえあれば3週間ほど生きられるそうです。そう考えると、必要以上に食材・備蓄を溜め込みすぎて窮屈な生活を強いられるのも考えものです。

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

もちろん災害時の備えは別問題ですが、日常の買い置きに関しては「多いほど安心」ではなく、必要な分だけ、という考え方は台所まわりのスッキリ感にもつながりそうです。

風呂掃除の道具も一つにまとめる

掃除道具の選び方についても触れられていました。

お風呂掃除は、ウタマロクリーナーとお風呂用スポンジで行っています。スポンジは、フックつきのモノを使っているので、S字フックが必要ありません。

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

「フックつきスポンジでS字フックが不要になる」という発想は、モノを減らすというより、モノ同士の役割を一つにまとめるという工夫で、応用が利きそうです。

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部屋づくりと衣類のミニマル化

ソファーやローテーブルを置かない理由

インテリアについては、姿勢という切り口から語られています。

ソファーやローテーブルといったような姿勢を崩すアイテムがあると、疲れやすく、ダラダラして時間を無駄に過ごしがちです。それは本当に、あなたの人生において有意義な時間の使い方でしょうか。

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

家具の要・不要を「見た目」ではなく「過ごし方への影響」で判断する視点は、部屋づくりを考え直すきっかけになりました。

服は年間10着で着回す

衣類については、具体的な枚数まで示されています。

服は1年に 10 着で着回す

【夏服】   半ズボン1着/半袖Tシャツ2着 【春・秋服】   長ズボン1着(冬服にもなる)/長袖Tシャツ2着/ジャケット1着 【冬服】   厚手のニット2着/コート1着  ※肌着・下着・靴下類はカウントしていません。   計 10 着

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

10着というのはかなり思い切った数字ですが、季節ごとの内訳を見ると意外と現実的にも思えます。全部真似するのは難しくても、「何着あれば足りるか」を一度書き出してみる価値はありそうです。

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モノを手放す基準をはっきりさせる

不用品の判断基準についても、シンプルな問いかけが印象的でした。

今の生活で使ってますか?   それを売ったお金で欲しいものや必要なモノを買った方が節約になりませんか?

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

さらに、具体的な判断基準も示されています。

○今の生活で使っているモノは残す   ○時間の経過とともに価値が上がるモノは残す   ×ただ残してあるだけのモノは処分(高く売れれば惜しくないですし、売れたお金で別のモノを買うか貯金すれば良い)   ×高く売れなかったモノも処分(お金云々より、そのことで悩む時間がもったいない)

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

「高く売れなかったモノも処分」という部分が特に響きました。売却額にこだわりすぎると、結局モノが手元に残り続けてしまいます。悩む時間自体がコストだという考え方は、片付けが進まないときに思い出したい視点です。

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お金の使い方・貯め方の考え方

収入の配分は「貯金1割・自己投資1割・生活8割」

家計管理については、シンプルな配分ルールが紹介されています。

もし次のステージに上がりたければ、収入の 10%を貯金に回し、さらに収入の 10%を自己投資に回しましょう。そして、収入の 80%で生活を回すの

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

貯金だけでなく自己投資にも1割を割り当てているのがポイントだと感じました。節約一辺倒ではなく、将来の収入を伸ばす部分にもお金を使うという発想です。

浪費家ほど新しいモノを買ってしまう

浪費の心理についても、率直な指摘がありました。

浪費家でお金がない人ほど新しいモノばかり買います。まだ使えるモノがあるのに、今使っているモノがあるのに、に身を任せて買い物をしているのです。本当にそのような生活で、お金が貯まるのでしょうか。

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

「まだ使えるモノがあるのに買ってしまう」というのは、思い当たる人も多いのではないでしょうか。買う前に一呼吸置く習慣だけでも、支出はかなり変わりそうです。

メリハリのあるお金の使い方

節約の方向性についても、明確な基準が示されています。

ミニマリスト流オススメの節約術は、メリハリのあるお金の使い方をすることです。趣味や好きなことは、ほどほどに楽しむようにしてください。そして、健康につながることや時間の節約になること、ストレスが減らせることにお金を使うのです。  つまり、「健康」「好きなこと」「時短できること」「ストレス発散」にお金を回すために、優先度の低い犠牲にできる支出を節約するのです。

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

すべてを我慢する節約ではなく、「優先度の低い支出だけを削る」という考え方は、無理なく続けやすい節約術だと思います。

老後資金という具体的な目標設定

著者自身の目標も具体的に書かれていました。

現在僕は 29 歳ですので、 36 年後の 65 歳を迎えた時に最低でも3500万円の貯金をしておきたいと考えています。理由は老後資金として約2000万円が必要なこと、そしてこの先、年間100万円ずつ貯蓄していけば確実に3500万円を貯めることができるからです。つまり、僕は今後年間100万円(月に約9万円)は確実に貯金するという短期的目標も立てることができました。もちろん、収入の 10〜 20%ほどの貯金が理想的です。

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

「65歳で3500万円」という長期目標を「年間100万円」という短期目標に落とし込んでいるのが分かりやすいところです。大きな目標も、年単位・月単位に分解すると急に現実的に見えてきます。

家賃は収入の20〜30%以内に

固定費の中でも大きな割合を占める家賃については、目安が示されています。

生活費の中で最も支出額が高いのは、きっと家賃だと思います。マイホームと違い、賃貸は家族構成や転勤・転職、経済状況によって家のグレードを変えられるのが最大のメリットです。  目安として、あなたの収入の 20〜 30%以内に家賃を抑えましょう。それ以上高くなってしまうと、家計状況はかなり厳しくなります。

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

賃貸のメリットを「グレードを柔軟に変えられること」と捉えている点が興味深いです。家賃を下げること自体が目的というより、状況に応じて選び直せる身軽さが本質なのかもしれません。

食費節約は「安くて健康的な食材」で

最後に、食費についての具体的な工夫も紹介されています。

食費を節約する際は安くて健康的な食材を選ぶことをオススメします。例えば、もやしや鶏肉、納豆や豆腐、割引きのお刺身などです。

引用:『月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術』ミニマリストTakeru著

安さだけを追うと栄養が偏りがちですが、もやし・鶏肉・納豆・豆腐といった具体例を見ると、「安い」と「健康的」は両立できることが分かります。

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まとめ

改めて読み返してみると、この本はモノを減らすことそのものが目的ではなく、「限られたお金と時間をどこに使うか」を考えるための本だと感じました。100〜200個という所有数の目安、収入配分の1:1:8ルール、家賃は収入の20〜30%以内など、数字で判断基準を持てる部分は特に取り入れやすいポイントです。すべてを真似する必要はありませんが、自分の暮らしに合いそうなところから、少しずつ試してみようと思います。

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