自律神経を整えるヒント満載!心と体のコンディションをリセットする習慣

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現代社会で生きる私たちは、仕事や人間関係、日々の生活の中でストレスを感じ、心身のバランスを崩しがちです。そんなとき、どのようにすれば「悪い流れ」を断ち切り、良いコンディションを保つことができるのでしょうか?

ここでは、医師である小林弘幸氏の著書『リセットの習慣』から、自律神経を整え、心と体をリセットするためのヒントをいくつかご紹介します。

 

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落ち込んだ心をリセットする方法

 

落ち込んだり、ふさぎ込んだりしているときは、自律神経の働きが低下している可能性があります。

 

気持ちを上向きにする行動を起こす

 

このような「悪い流れ」を断ち切るには、意識的に行動を起こすことが大切です。

落ち込んでふさぎ込んでいるときは、交感神経はダウンしていますし、副交感神経も一緒にダウンしている可能性が高いでしょう。  そんなときは少しテンポ感のある音楽を聞くとか、立ち上がって歩いてみる、外に出て太陽光を浴びるなど自律神経が整うようなアプローチが効果的です。  メンタルであれ、フィジカルであれ、調子が優れないときはとにかく「体の状態」をよくするためのアプローチをする。それが私の基本的な考えです。

引用:『リセットの習慣』小林弘幸著

調子が悪いと感じたときは、無理に気持ちを奮い立たせようとするのではなく、まずは身体的なアプローチから始めてみましょう。

 

小さな「行動するほう」を選ぶ

 

迷ったときは、少し面倒でも「行動するほう」を選んでみてください。

ちょっと面倒でも「行動するほう」を選べば必ずいい気分になりますし、小さな達成感が得られます。  その瞬間、リセットでき、コンディションはよくなっています。  そしてもうひとつ追加するなら、一日の終わりに3行でいいので「今日、行動するほうを選んだこと」を日記や手帳に書いてみてください。

引用:『リセットの習慣』小林弘幸著

この小さな積み重ねが、やがて大きな自信となり、自律神経の安定につながります。

 

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思考をリセットする習慣

 

自律神経を整えるには、思考の癖をリセットすることも重要です。

 

ゴールではなくスタートに意識を向ける

 

私たちはつい「ゴール」にばかり意識を向けがちですが、大切なのは「スタート」です。

しかし、生きていく上で大事なのは「ゴールに向かう意識」ではなく「スタートに向かうこと」。   私にとって大学を辞める日は終わりではなく、次の何かに向かってスタートするときです。  常に意識が向いているのはスタート。だからこそ前もっていろんなものを整理しますし、準備もします。

引用:『リセットの習慣』小林弘幸著

次のステップへの準備を怠らないことで、焦りや不安を減らし、心の平穏を保つことができます。

 

自分なりの軸を持つ

 

自分なりの軸を持つことで、日々の判断に納得感が生まれます。

軸が定まっていれば、自分の判断や行動に納得感が出ます。 どんな結果になるにせよ、納得感のある意思決定をできている人は自律神経があまり乱れません。

引用:『リセットの習慣』小林弘幸著

結果がどうであれ、「自分で決めたことだから仕方ない」と割り切れるようになり、リセットがスムーズになります。

 

求められる場所で生きる

 

自分が本当に求められている場所で生きることは、心の安定につながります。

常にコンディションを崩し、もっとも苦しい生き方をしているのは求められていないフィールドで、必死に求めて生きている人です。

引用:『リセットの習慣』小林弘幸著

自分の役割や価値を理解することで、無理のない生き方ができるようになります。

 

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怒りや不安をリセットする方法

 

怒りや不安といったネガティブな感情とうまく向き合うことも、自律神経を整える上で欠かせません。

 

怒りを感じたら、まずは黙る

 

怒りの感情が湧き上がってきたら、まずは一度立ち止まってください。

腹が立つことがあったら、まずは黙る。これは鉄則ですし、とてもおすすめです。  そして、黙っているときには「なんで自分が怒っているのか」を考えてみてください。 相手のどんな行為に腹を立てているのか、何が気に入らなくて、そんなにイライラしているのか。

引用:『リセットの習慣』小林弘幸著

なぜ怒っているのかを客観的に分析することで、冷静さを取り戻し、感情に振り回されることを防げます。

 

季節や天候による自律神経の乱れに注意

 

自律神経は、季節や天候によっても乱れやすくなります。

天気が悪い日は例外なく、みんなの自律神経が乱れがちになっている」 という認識を持ってください。自分自身もそうですし、周りにいる人もそうです。  雨の日はそれだけで「悪い流れ」が始まっているので、よりリセットの意識が大事なのです。「注意のスイッチを入れる」と表現してもいいでしょう。

引用:『リセットの習慣』小林弘幸著

天気の悪い日は特に、意識的にリセットの習慣を取り入れることが大切です。

日々の生活に小さなリセットの習慣を取り入れることで、心と体のバランスを保ち、より健やかな毎日を送ることができます。ぜひ、あなたにとって心地よいリセット方法を見つけてみてください。

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