仕事でもプライベートでも、いつも笑顔で機嫌が良い人を見ると、「どうしてそんなに毎日ハッピーでいられるんだろう?」と感じますよね。実は、彼らは特別な才能を持っているわけではなく、日々の小さな習慣を積み重ねているだけかもしれません。
今回は、有川 真由美氏の著書『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント』から、機嫌よく生きるための具体的なヒントをいくつかご紹介します。これらの習慣を意識するだけで、あなたの日常はきっと、より心地よく、うまく回るようになるでしょう。
🤝 人間関係を良好にする「感謝」と「頼み方」
機嫌の良さは、周りの人との関係性に大きく影響します。特に、最も身近で大切な人への接し方は、自分の心の安定にも直結します。
「ありがとう」の言葉が心を満たす
家族や同僚など、あたりまえのように近くにいる人の存在は、ともすると空気のように感じてしまいがちです。しかし、その人たちが私たちの生活や仕事を支えてくれているのは間違いありません。
「ありがとう」は、なんとなくスルーしてしまいがちなことを、「これって、あたりまえじゃないよね」「この人の存在って有難いな」とひとつずつ丁寧に見つめる機会を与えてくれます。 感謝の気持ちを忘れてしまったら、その大切な人に対して横柄な態度になったり、不満を言うようになったりするでしょう。
引用:『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント』 有川 真由美著
「ありがとう」を口にするのは、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、その人の存在の有難さを再認識する機会を与えてくれます。この習慣は、人間関係の質を高め、結果として自分自身の心の平穏にもつながるのです。
相手に「逃げ道」を用意する気遣い
何かを人に頼むときや、誰かを誘うとき、相手の状況を思いやる一言があるかどうかで、その後の関係性は大きく変わります。
ほんとうに頼み上手な人、誘い上手な人は、相手に〝逃げ道〟を用意してあげます。 私が長年、信頼関係を築いている人たちを、あらためて考えてみると、かならずといっていいほど、こんなふうに選択を委ねてくれます。 「~をお願いしたいんだけど、無理はしないで」 「都合が合わなければ、またの機会に声かけるから」 「頼む」「誘う」というのは、自分の都合だとわかっているから、謙虚な姿勢なのです。
引用:『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント』 有川 真由美著
「無理しないで」「都合が合わなければ」という一言は、相手に断る自由と安心感を与えます。これは、自分の都合で相手に時間を割いてもらうことへの謙虚さの表れであり、信頼関係を築くうえで非常に重要な習慣です。
🧘♀️ 自分を整える「モノ」「言葉」「時間」の習慣
機嫌よくいるためには、自分の心身を整える習慣も欠かせません。物事への考え方や、自分自身への向き合い方を見直してみましょう。
判断基準は「自分を中心に考えるか」
身の回りのモノを整理整頓することは、心の整理にもつながります。モノを捨てるかどうかの判断基準を変えるだけで、空間だけでなく思考にも余裕が生まれます。
モノを捨てられない人は、「(モノが)使えるか、使えないか」で、判断します。 モノを捨てられる人は、「(自分が)使うか、使わないか」で、判断します。 つまり「モノを中心に考えるか」「自分を中心に考えるか」という判断基準の違いです。
引用:『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント』 有川 真由美著
「自分が使うかどうか」で判断する、自分中心の判断基準を持つことで、本当に大切なもの、必要なものだけに囲まれた生活を送ることができます。これは、自分の価値観を明確にし、心のざわつきを減らす習慣です。
過去・未来・現在の「手放し」習慣
不安や後悔は、機嫌を損なう大きな原因です。ブッダの教えには、これらを手放し、安心に満ちた人生を送るためのヒントがあります。
過去のことは「後悔しない」、未来のことは「不安がらない」、現在のことは「執着しない」……。つまり、後悔、不安、執着を手放せと。
引用:『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント』 有川 真由美著
さらに、具体的な言葉にすることで、ネガティブな感情を打ち消すことができます。
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過去の後悔に対しては…… →「あれはあれでよかった」。
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未来の不安に対しては…… →「あとはなるようになる」。
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現在の執着に対しては…… →「これでいいのだ!」。引用:『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント』 有川 真由美著
過去は変えられないものとして受け入れ、未来は「なるようになる」と委ね、今にこだわりすぎないことで、心の荷を下ろすことができます。
疲れ切る一歩手前で立ち止まる
常に全力投球している人がいる一方で、才能を発揮し続ける人たちは、力の使い方を知っています。
ほんとうに才能を発揮している人たちは、一生懸命やっているように見えて、じつは2~3割、余力を残しています。人間は、がんばれる量が決まっているのです。
引用:『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント』 有川 真由美著
常に2〜3割の余力を残すことで、不測の事態にも対応でき、長期的にパフォーマンスを維持することができます。自分自身の頑張れる量を把握し、余裕を持って行動することが、機嫌よくいるための秘訣です。
🎯 小さな意識が大きな変化に
「いつも機嫌がいい人」は、特別なスキルや環境を持っているわけではありません。彼らは、感謝の気持ちを忘れないこと、判断基準を明確にすること、そして心の余力を残すことといった、日々の小さな習慣を大切にしているのです。
これらのヒントを参考に、一つずつ自分の生活に取り入れてみてください。きっと、仕事や人間関係がスムーズになり、あなた自身の機嫌も良くなるのを実感できるはずです。
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