iPhone 15 Proをバッテリー上限80%かつ低電力モードで使っています。
数ヶ月使用してきて分かったのは低電力モードだとアプリによってパフォーマンスが大きく下がること。
特にKindleアプリでのページ送りの動作がもっさりします。
これまではKindleアプリで読書をするときにコントロールセンターを呼び出し低電力モードをオフにし、読み終わったらまた低電力をオンということをしていました。
そこでひらめいたのがショートカットとオートメーションを使うこと。
これらを併用することで好きなアプリを開くと低電力モードがオフに、アプリを閉じるとオフにすることが自動化できました。
設定方法を解説します。
ショートカットを2つ作成
まずは低電力モードのONとOFFでショートカットを2つ作ります。
iPhoneのショートカットアプリを開き、右上の「+」をタップ。
アイコンと名前を編集し「アクションを追加」をタップします。
検索窓に「低電力」と入力すると下に「低電力モードを設定」が出てくるのでタップ。
「オン」の状態で完了して作成し、もう一度同じ手順を繰り返して「オフ」も作ります。
オートメーションも2つ作成
iPhoneのショートカットアプリのトップ下の真ん中のタブにオートメーションがあるのでそれをタップ。
右上の「+」をタップし検索窓に「アプリ」と入力し下に出てきた「アプリ」をタップします。
アプリの部分に今回は「Kindle」を検索して設定します。ここには低電力モードをオフにしてパフォーマンスを上げたいものを選択してください。
次にオートメーションも2つ必要なのでひとつには「開いている」もうひとつには「閉じている」を設定。
下にある「すぐに実行」にチェックを入れます。これでアプリを開いたときに瞬時に動作します。
右上にある「次へ」をタップ。
「開いている」を設定したほうには先程作成したショートカットの低電力モード「オフ」のほうを、「閉じている」を設定したほうに「オン」のショートカットを割り当てます。
動作確認してみる
これで設定完了しました。
ちゃんと動作するか確認しましょう。
割り当てたアプリを開くと低電力モードがオフ、閉じるとオンになるはずです。
応用できる
このショートカットとオートメーションの併用は他のアプリにも応用できます。
例えばゴリゴリの3Dで動くゲームアプリなどです。
自分の使用環境によってカスタマイズできます。
欲をいえば
本当はオートメーションの機能に「iPhoneがロックされたとき」「ロックが解除されたとき」に低電力モードのオン・オフができればいいのですが、残念ながら存在しません。
これができればiPhoneを使っているときは最大のパフォーマンスを発揮できて、スリープ時はバッテリーの消費を極限まで抑えられるので理想です。
ショートカットアプリのアップデートに期待します。
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