きっかけ
高城剛さんの「LIFE PACKING 60」を読んで影響を受けたのがきっかけです。
iPad Proの音声入力が9割と残り1割の誤字脱字修正をソフトウェアキーボードでやっているというのを知り、試してみたくなりました。
設定方法
iPhoneまたはiPadの設定→一般→キーボードの順に進みます。
「音声入力を有効にする」をオンにします。
音声入力を有効にするかというポップアップが出て、Appleに情報を送信する旨が表示されます。
どうしても同意できない場合は別ですが、それでは音声入力が使えないので「音声入力を有効にする」をタップします。
マイクアイコンからスタート
iPhoneまたはiPadのソフトウェアキーボードを立ち上げると左下にマイクのアイコンが表示されます。
このアイコンをタップして音声入力を始めます。
音声入力のメリット3選
①句読点の自動入力が可能
しばらく音声入力をしてみて、文字入力の精度は申し分ないことがわかりましたが、さらに気になる点も出てきました。
それは句読点の入力です。
一応「、」や「。」は「てん」や「まる」と発音することで入力できます。
しかしこれも設定で解決できます。
音声入力を有効にした設定画面から設定可能でiPhoneまたはiPadの設定→一般→キーボード→「自動句読点」をオンにします。
②慣れると入力が速い
音声入力を試してみて、手軽でありながら入力も速いということに気づきました。
発音したことが瞬時にiPhoneやiPadに入力されるので、フリック入力やキーボードでのタイピングよりも速いのでは?と思うほど。
手を使わないので、慣れればながら作業で音声入力することもできそうです。
③すぐに始められる
これまではイスに座ってキーボードで「よしタイピングするぞ」と始めるまでにステップが必要でした。
しかし音声入力であればマイクアイコンを押すだけで始められます。
音声入力のデメリット3選
①いざ話そうとすると言葉が出てこない
設定も完了し、いざ音声入力とiPadに向かいましたが、言葉が出てきませんでした。
いつも文字入力はiPhoneのフリック入力やキーボードでのタイピングなので、音声入力に慣れていなかったのです。
しかし、入力したい内容を考えてからだとスラスラ言葉が出てきました。
しかも音声入力の精度が非常に高く、ほぼ誤字脱字がありません。
②改行は発音しないといけない
長い文章を音声入力をする上で必要になるのが改行です。
これも自動入力できれば便利なのですが、残念ながら設定項目がありません。
音声入力での改行の仕方は「かいぎょう」と発音するだけです。
③一人の空間が必要
音声入力なので、当然発音するため声が出ます。
人が大勢する公共の場などで一人で話していると人目を引くものです。
自宅にいたとしても家族が周りにいたりすると、「何話してるんだろう?」と怪訝な目で見られかねません。
そのため、音声入力をするときは一人になれる空間が必要と感じます。
音声入力で生産性アップ
音声入力は設定も簡単で、特に句読点の自動入力機能や素早い入力速度など魅力的な機能があります。
高城剛さんのように作業の9割を音声入力で行えるようになれば、効率化が進み生産性が飛躍的に上がります。
一方で人前では使いづらく、改行のたびに「かいぎょう」と発声する必要があるなど、まだ改善の余地がある部分も存在します。
また、音声入力に慣れるまでは言葉が出てこないという初期の壁もあります。
しかし、事前に入力内容を整理してから使用することで、従来のキーボード入力よりも効率的に文章作成ができる可能性があります。
特に一人で作業できる環境があれば、音声入力は文章作成の強力なツールになること間違いなしです。
導入を検討される方は、まずは短い文章から始めて、徐々に長文に挑戦していくことをおすすめします。
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