アプリ移動の「あれ？動かない！」はよくある一時的な不具合
Screenshot
iPhoneのホーム画面を整理しようと、アプリアイコンを長押しして「編集モード」（アイコンが震えている状態）にしたのに、ドラッグしてもアイコンが動かせない…。
最新のiOS 26にアップデートした後、このような地味で厄介な不具合に遭遇するケースが増えています。
特に、長押しメニューで「ホーム画面を編集」を選び、アイコンの左上に「」マークが表示されていても、なぜか指に付いてこない現象です。
Screenshot
実は、この問題は「再起動」という非常にシンプルな手順で解決することがほとんどです。
この記事では、この現象の原因と、実際に効果があった対処法をご紹介します。
iPhoneの再起動で解決！アプリが動かない時の最も簡単な対処法
ホーム画面のアプリが動かせない、フォルダにまとめられないといった問題に直面した際は、まず「再起動」を試すことを強くお勧めします。
ステップ：iPhoneを再起動する
-
電源を切る:
-
Face ID搭載モデル（iPhone X以降）：サイドボタン（電源ボタン）と音量ボタンのいずれかを同時に長押しします。
-
Touch ID搭載モデル（ホームボタンあり）：サイドボタン（またはトップボタン）を長押しします。
-
-
画面に表示された「スライドして電源オフ」のスライダーをドラッグします。
-
完全に電源が切れるまで待ちます。
-
電源を入れる: サイドボタン（またはトップボタン）をAppleロゴが表示されるまで長押しします。
再起動後、ホーム画面に戻り、アプリアイコンを長押しして編集モード（アイコンが震える状態）にして、アプリがスムーズに移動できるか確認してみましょう。
多くの場合、これで問題は解消されます。
なぜアプリアイコンが移動できなくなるのか？
最新のiOSにアップデートした後や、iPhoneを長時間使用し続けた後にアプリの移動ができなくなる原因は、主にシステムの一時的な「メモリ不足」や「処理の競合」にあります。
iOSの小さなバグや処理の一時的な滞り
iOSでは、様々なバックグラウンドプロセスが常に動作しています。
-
ホーム画面のウィジェットの更新
-
App Storeでの自動アップデート
-
Siriなどのバックグラウンド処理
これらのプロセスと、ホーム画面の「編集モード」の処理が一時的に競合したり、メモリの解放が追いつかなくなったりすると、アイコンのドラッグ＆ドロップといった動作が一時的に反応しなくなることがあります。
再起動は、iPhoneのメモリをクリアし、システムをクリーンな状態にリセットする最も効果的な方法です。これにより、一時的な不具合や処理の滞りが解消され、アプリ移動機能が正常に戻ります。
再起動でも解決しない場合のその他の対処法
もし再起動しても解決しなかった場合は、以下の対処法を順に試してみてください。
1. 「完了」ボタンを押して編集モードを終了する
まれに、編集モードに入ったものの、システムが「編集モードの開始」という操作を正しく完了できていない場合があります。
-
画面上部の「完了」をタップして編集モードを終了します。
-
再度、アプリアイコンを長押しして編集モードに入り直します。
2. 設定で「機能制限」を確認する
非常に可能性は低いですが、誤って「スクリーンタイム」で機能制限がかかっている可能性も確認しておきましょう。
-
「設定」を開きます。
-
「スクリーンタイム」をタップします。
-
「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
-
「iTunesとApp Storeでの購入」をタップします。
-
「Appの削除」が許可されているか確認します。（アプリの移動自体はこれに直接関係ありませんが、念のため確認しておくと安心です）
3. ホーム画面のレイアウトをリセットする（最終手段）
これは最終手段です。実行すると、作成したすべてのフォルダが解除され、ホーム画面のレイアウトが初期状態に戻ります。
-
「設定」を開きます。
-
「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」をタップします。
-
「リセット」>「ホーム画面のレイアウトをリセット」をタップします。
まとめ
iPhoneでアプリのアイコンが移動できない不具合は、iOS 26などの最新バージョンで発生しやすい一時的なバグです。
この問題に遭遇したら、まずは落ち着いて「iPhoneの再起動」を試してみてください。ほとんどの場合、この簡単な操作でホーム画面の編集機能が元通りに動作するはずです。
これであなたのiPhoneのホーム画面が快適に整理できるようになることを願っています！
コメント