11インチiPad Pro (M4)を購入してApple Pencilなどのタッチペンを使っての手書きをすることが増えました。
手書きをよくするようになって気になってことが出てきました。
それは、Apple PencilなどのタッチペンでiPadのホーム画面に戻ったり、アプリの切り替えができないことです。
ホームボタンのついているiPadであれば、Apple Pencilで物理的にボタンを押すことはできますが、そうでないiPadの場合に困っていました。
今回、AssistiveTouchを設定することでそれを実現できましたので設定方法を解説します。
Apple Pencilではホーム画面の移動やアプリ切り替えはできない
手書きメモをするのに必須のApple Pencilなどのタッチペンデバイスですが、手書きが習慣化してしばらくが経ち、不便な点が出てきました。
それは、Apple PencilでiPadのホーム画面に戻ったり、アプリの切り替えができないことです。
結論から言うと、ホームボタン搭載のiPadでない限りできません。
ホームボタンがないiPadの場合は、AssistiveTouchを使います。
指を使えばもちろんできるが……
もちろんiPadなので指を使えばホーム画面に戻ることもアプリを切り替えることもできます。
しかし、そうすると指紋がつき、気になって何度も画面を拭くことになりました。
AssistiveTouchを使えば可能
iPhoneにも機能として存在するAssistiveTouch。
もちろん、iPadでも使用でき、画面内に仮想ボタンを表示させ設定した任意の操作ができるようになります。
AssistiveTouchの設定方法
設定アプリ→アクセシビリティ→AssistiveTouchと進みます。
AssistiveTouchをオンにします。
その下にある「カスタムアクション」を設定します。
- シングルタップ
- ダブルタップ
- 長押し
上記3つにそれぞれ動作を設定できます。
AssistiveTouchの設定例
今回は、直感的に操作できるようにしました。
- シングルタップ→ホーム
- ダブルタップ→画面をロック
- 長押し→アプリスイッチャー
上記のように設定しました。
AssistiveTouchのデメリット
画面内に常に仮想ボタンが出現
一見、便利なAssistiveTouchですが、デメリットも存在します。
それは、仮想ボタンが常に画面上に出続けることです。
普段の作業などではそこまで気になりませんが、動画など画面を凝視するときには、やはり気になります。
対策として、AssistiveTouchを素早くオフにできます。
コントロールセンターにアクセシビリティを追加することで、設定アプリからオフにするよりも早くできます。
AssistiveTouchを目立たなくする方法
待機状態時の不透明度を設定
AssistiveTouchの設定で目立たなくすることもできます。
設定アプリ→アクセシビリティ→AssistiveTouchと進み、下にある「待機状態時の不透明度」をタップ。
ここで、AssistiveTouchを濃くしたり、薄くしたりできます。
できるだけ目立たないように、一番薄い15%にしています。
Apple Pencilだけで操作可能になった
iPadでAssistiveTouchを使うようになって、Apple Pencilだけでホーム画面に戻ったりアプリの切り替えもできるようになりました。
今までは指で操作していて指紋がついて気になっていましたが、それも解消されました。
ペーパーレス化などでiPadで手書きする方も多いと思います。
iPadを使って少しでも手書き環境が便利になれば幸いです。
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