「もっとうまく話せたらいいのに」「会話が続かなくて気まずい」と感じたことはありませんか?実は、会話の正解は「流暢にしゃべること」ではありません。
日本人は世界的に見ても自己肯定感が低い傾向にあり、それがコミュニケーションへの苦手意識につながっています。
「自分に自信がない」「周りの人からどう思われるかをどうしても気にしてしまう」という人は自己肯定感の低い人、ということになります。 では、その日本人の自己肯定感は今、世界基準から見てどの位置にあるのでしょうか? 高校生を対象にしたリサーチで、先進7カ国を対象にしたデータを見ると、なんと日本は7位。最下位です。 これは、とても大きな問題です。
引用:『人は話し方が9割』永松 茂久著
この記事では、テクニック以前に大切な「心の持ち方」と、相手の心を掴む具体的なリアクションについて解説します。
1.会話の主役を「自分」から「相手」へ
多くの人が「何を話せばいいか」に悩みますが、実は相手が一番話したいのは「自分のこと」です。人は誰しも、自分を認めてほしい、わかってほしいという欲求を持っています。
「人は誰もが自分のことが一番大切であり、自分に一番興味がある生き物である」
引用:『人は話し方が9割』永松 茂久著
この心理を理解すれば、会話のハードルは一気に下がります。自分が面白い話をしようと頑張るのではなく、相手を主役にするだけで、あなたは「話しやすい人」として好かれるようになります。
「人は自分のことをわかってくれる人のことを好きになる」
引用:『人は話し方が9割』永松 茂久著
2.劇的に会話が弾む「拡張話法」のステップ
会話を盛り上げるために必要なのは、話術ではなく「リアクション」です。本書では、相手の話を広げるための「拡張話法」が推奨されています。
-
感嘆|「へぇ〜!」「すごい!」と驚く
-
反復|相手の言葉を繰り返す
-
共感|「わかります」「大変でしたね」と寄り添う
-
称賛|相手を褒める
-
質問|「それでどうなったんですか?」と先を促す
特に、全身を使って表現することが大切です。
具体的には、「笑顔で聞き、自分の感情を言葉に乗せ、身振り手振りを使って相手にリアクションする」
引用:『人は話し方が9割』永松 茂久著
また、沈黙を恐れる必要はありません。無理に距離を詰めようとせず、まずは相手を観察することから始めましょう。
3.嫌われないための「4Dワード」の封印
「話し方」を磨く一方で、無意識に相手を不快にさせていないか注意を払う必要があります。特に、以下の「4Dワード」は人間関係を損なう原因になります。
「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」 これら4Dワードを、よく口にする人は嫌われます。
引用:『人は話し方が9割』永松 茂久著
たとえ正論であっても、ストレートに伝えすぎると相手を傷つけてしまいます。自分の失敗談を交えるなど、相手の立場に立った伝え方を心がけましょう。
話し方は「心の姿勢」そのもの
結局のところ、話し方のスキルとは、相手を思いやる「心」を磨くことに他なりません。
「(相手が)幸せでありますように」 この思いに勝る話し方のスキルは存在しません。
引用:『人は話し方が9割』永松 茂久著
「相手に寄り添い、決して否定しない」。このシンプルな姿勢を保つことで、あなたの人間関係はより豊かで温かいものに変わっていくはずです。
コメント