Kindle Paperwhiteの設定を開いていて、Bluetoothの項目に気づいたことはありませんか。
本を読むだけの端末なのに、なぜBluetoothがあるのだろう。私も最初は不思議に思いました。
調べてみると理由は2つあって、しかもそのうち片方は、日本で使う私たちにはほぼ関係がないものでした。
この記事では、Bluetoothが何のために付いているのか、そして日本のアカウントで実際に何ができるのかを整理します。
Bluetoothがある理由は2つある
ひとつはAudibleのオーディオブックを聴くため、もうひとつは画面の文字を読み上げる「VoiceView」を使うためです。
Kindle Paperwhiteにはスピーカーが付いていません。音を出すにはBluetoothのイヤホンやスピーカーをつなぐしかなく、そのために用意されている機能です。
1. Audibleのオーディオブックを聴く
第7世代・第10世代・第11世代のPaperwhiteはAudibleに対応していて、オーディオブックを端末に入れて再生できます。
電子書籍とオーディオブックの読んだ位置を同期する「Whispersync」を使えば、目で読む・耳で聴くを行き来することもできます。
2. VoiceViewで読み上げてもらう
VoiceViewは、画面に出ている文字を音声で読み上げてくれる機能です。もともとは目の不自由な方のための機能ですが、誰でも使えます。
第11世代以降なら、Bluetooth機器をペアリングモードにしてから、電源ボタンを2秒以内に3回押すと起動します。
それより前の世代は、電源ボタンを9秒間長押ししてから、画面を2本の指で1秒間押します。どちらも、音が聞こえたら画面に2本指を置いてペアリングを確定します。
ところが日本では、どちらも使えません
ここからが本題です。日本のAmazonアカウントで使う場合、この2つはどちらも実質的に使えません。
Audibleは日本のKindle端末に対応していない
Audibleというサービス自体は日本にもあります。ただ、日本のストアではKindle端末からAudibleを購入したり再生したりはできません。
Bluetoothの設定項目は出てくるのに、肝心の聴くものが手に入らない。これが「設定はあるのに使えない」と言われる理由です。
VoiceViewは日本語に対応していない
そしてVoiceViewのほうも、Amazonの公式ヘルプにはっきり書かれています。Bluetooth経由のVoiceViewが対応しているのは、英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語・スペイン語の6つだけです。
日本語は入っていません。つまり日本語の本を読み上げてもらうことはできません。
逆に言えば、洋書を読む方であればVoiceViewは今でも使えます。英語の本を耳で追いたいときには選択肢になります。
日本でオーディオブックを聴くなら
結論として、日本語の本を耳で聴きたいなら、Kindle端末ではなくスマホのAudibleアプリを使うのが現実的です。
スマホとBluetoothイヤホンがあれば、通勤中でも家事の合間でも聴けます。Kindle端末を持ち出す必要もありません。
私自身、KindleはあくまでE Inkで文字を読むための端末と割り切って使っています。そのほうが電池も持ちますし、余計なことで悩まずに済みます。
まとめ
Kindle PaperwhiteのBluetoothは、Audibleの再生とVoiceViewの読み上げのために付いています。
ただし日本のアカウントでは、AudibleはKindle端末に非対応、VoiceViewは日本語に非対応です。日本語の本に関して言えば、使いどころがありません。
洋書を読み上げてもらいたいときだけ出番がある機能、と考えておくのがよさそうです。
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