ちょっとしたアイデアや、あとで調べようとiPhoneの純正メモを使う方も多いと思います。
iCloudで連携できるので、iPadやMacBookなどで瞬時に開くこともできます。
そんな便利なメモですが、ヘビーに使っているとどんどんiPhoneのストレージを圧迫するので注意が必要です。
私のiPhoneのストレージを見てみてるとメモがなんと2.1GBもあります。
そこで、なくしたくない大事なメモもあるためバックアップを取れないかと考えました。
たどり着いたのが、Macの「Exporter」というアプリ。
これでかんたんにiPhoneのメモをバックアップができました。
インストールから使い方まで解説します。
なぜメモのバックアップが必要か
iCloudで保存されていて、連携もとれているからバックアップなんてとらなくてもいいのでは?と思うかもしれません。
しかし今回のように2.1GBと大容量にもなるとバックアップをとりたくなります。
万が一のデータ損失のリスクやiPhoneやiCloudのストレージを圧迫したりなど問題が発生しかねません。
バックアップさえとっておけば、iCloud内のメモを削除してメモ容量を節約できます。
Exporterのインストール方法
「Exporter」はMacのApp Storeからダウンロードできます。
もちろん無料です。
Exporterの使い方
インストールしたExporterを開くとウィンドウが立ち上がります。
そこへMacでメモアプリを開いてバックアップしたいメモをドラッグ&ドロップ。
もし、全てバックアップしたい場合はCommand + Aのショートカットなどで全て選択します。
Exporterのアイコンをクリックするとバックアップを出力するフォルダを指定する画面になるので好きなところを選んでください。
そうするとバックアップファイルが出力されます。
バックアップファイルの形式について
これでバックアップがとれました。
先ほど指定したフォルダを見てみるとちゃんとメモアプリのメモのタイトルやフォルダが階層ごとにバックアップされています。
しかし肝心のメモファイルの拡張子を見てみると「.md」となっています。
.mdファイルとは
Markdown(マークダウン)という軽量マークアップ言語で記述されたテキストファイル。
なるほど、それでmdなわけですね。
Markdownは、簡単に書けるHTMLのようなものです。
他の拡張子にできないの?
調べてみましたが、Exporterの設定画面に拡張子の設定はありませんでした。
有料課金もありますが、残念ながら拡張子に関する項目はなく、エクスポート元のフォルダを選択できるようになるだけのようです。
一応、ファイル名変更で「.txt」などにもできますが、手作業になるためたくさんメモファイルがある場合は非効率です。
バックアップファイルをメモに戻す方法
メモをMacにバックアップできましたので、今度は逆にバックアップファイルをメモに取り込んでみます。
Macのメモを開き、ファイル > 「”メモ”に読み込む…」をクリックします。
それからバックアップした.mdファイルを指定します。
もちろん複数選択も可能です。
読み込むのが完了すると、メモ内に「読み込まれたメモ」というフォルダが作成され、その中にファイルが入っています。
これで完了です。かんたんですね。
まとめ:iPhoneとiCloudの容量節約のコツ
メモアプリのバックアップの取り方や、逆にバックアップファイルをメモアプリに戻す方法を解説しました。
バックアップさえとっておけば、貯まったメモファイルを削除してもあとで必要になったときにメモに戻すことができます。
- データ損失のリスク
- iPhoneやiCloudのストレージ節約
上記のためにメモ容量を節約しましょう。
iCloudは無料で5GBまでしか使えませんし、iPhoneも最近はカメラが超高性能で写真や動画を撮っているとすぐにストレージがいっぱいになってしまいます。
そんなときのひとつの方法としてメモの容量を削減するとことで少しは容量不足を軽減できるのではないでしょうか。
メモのバックアップをとっておくのはデータ管理でも重要なことなのでぜひ試してみてください。
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