iPadはWi-Fiモデルで十分な理由4選

iPad

iPadを購入する際の悩みのひとつが「Wi-Fiモデルとセルラーモデルのどちらを選ぶべきか」という点があります。

結論から言うと、ほとんどのユーザーにとってWi-Fiモデルで十分です。

本記事では、その理由と共に、セルラーモデルが必要なケースについても詳しく解説します。

  1. Wi-Fiモデルで十分な理由
    1. 1. 価格差が大きい
      1. iPad
      2. iPad Air
      3. iPad Pro
    2. 2. 通信費の節約
      1. povo2.0という選択肢
    3. 3. テザリングの進化
      1. 自動接続の設定方法
    4. 4. Wi-Fi環境の充実
  2. セルラーモデルがおすすめな人
    1. 1. ビジネスパーソン
    2. 2. クリエイター
    3. 3. 学生・研究者
    4. 4. その他
  3. 選択の際の注意点
    1. 1. 使用環境の確認
    2. 2. 使用目的の明確化
    3. 3. コスト計算
  4. まとめ
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Wi-Fiモデルで十分な理由

1. 価格差が大きい

主要なiPadたちのWi-Fiモデルとセルラーモデルの価格を見てみましょう。

iPad

  • iPad（第10世代）Wi-Fiモデル：64GBで58,800円
  • iPad（第10世代）セルラーモデル：64GBで84,800円

iPad Air

  • 11インチiPad Air(M2) Wi-Fiモデル：128GBで98,800円
  • 11インチiPad Air(M2) セルラーモデル：128GBで124,800円

iPad Pro

  • 11インチiPad Pro(M4) Wi-Fiモデル：256GBで168,800円
  • 11インチiPad Pro(M4) セルラーモデル：256GBで204,800円

Wi-Fiモデルとセルラーモデルでは、同じ容量でも2〜3万円程度の価格差があり、この差額は決して小さくありません。

iPad Proに至っては36,000円もの差があります。

本体価格について見てみても、11インチiPad Airのセルラーモデルは10万円超え、11インチiPad Proは20万円を超えてしまいます。

この差額があれば、iPadのケースやフィルムなどのアクセサリーやApple Pencilを購入することができます。

2. 通信費の節約

セルラーモデルを使用する場合、モバイルデータ通信を使うには月々の通信費が必要となります。

格安SIM：月額880円〜2,000円程度

契約するデータ容量にもよりますが、毎月費用がかかります。

大手キャリアの場合、それ以上の金額がかかる可能性があります。

自宅や職場にWi-Fi環境があり、ネットに接続できる状況であれば必ずしも必要ありません。

povo2.0という選択肢

ならばセルラーモデルは絶対に不要！とはならず、まれにですが必要なときもあります。

povo2.0などの従量制プランを利用すれば必要なときだけ課金することも可能ですが、それでも追加コストは発生します。

旅行やキャンプなどでWi-Fi環境のない場所に出かける場合などに便利で、1日データ使い放題など魅力的なトッピングもあります。

3. テザリングの進化

iPhoneなどのスマホのテザリング機能は年々進化しており、以下の特徴があります。

iPhoneとiPadの連携が強化され、自動接続が可能

設定も簡単で初心者でも扱いやすい

自動接続の設定方法

iPadの設定アプリ→Wi-Fi→下にスクロールして「インターネット共有へ自動接続」をタップ。

「自動」を選択すればOKです。

4. Wi-Fi環境の充実

最近では、多くの場所でWi-Fi環境が整っています。

  • カフェやレストラン
  • ショッピングモール
  • 公共施設
  • 駅や空港
  • ホテルや宿泊施設
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セルラーモデルがおすすめな人

以下のような方にはセルラーモデルをおすすめします。

1. ビジネスパーソン

  • 営業職など外出が多い人
  • 外でクライアントへのプレゼンテーションを行う機会が多い人
  • 職場以外にWi-Fi環境がない人

2. クリエイター

  • 屋外での写真・動画撮影が多い人
  • SNSでの情報発信を頻繁に行う人
  • 山間部など現場からのアップロードが必要な人

3. 学生・研究者

  • フィールドワークを行う人
  • 図書館や研究施設を頻繁に移動する人
  • オンライン授業を受講する機会が多い人

4. その他

  • 通勤時間が長く、移動中に作業する必要がある人
  • Wi-Fi環境のない場所で頻繁にiPadを使用する人
  • バックアップ回線として常時接続を確保したい人
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選択の際の注意点

1. 使用環境の確認

  • 普段の使用場所にWi-Fi環境があるか？
  • 外出先でのWi-Fi環境の有無
  • テザリング可能なスマートフォンの有無

2. 使用目的の明確化

  • 主にどんな用途で使用するか？
  • どの程度の機動性が必要か？
  • オフライン作業が多いか、オンライン作業が多いか？

3. コスト計算

  • 初期費用の差額
  • 月々の通信費
  • 契約期間中の総額

iPadのセルラーモデルとWi-Fiモデルの差額や、モバイル通信の月々の費用、それをどのくらいの期間使うかのランニングコストなどをあらかじめ計算しておきましょう。

その金額に見合う恩恵が受けられうならば、セルラーモデルの導入がおすすめです。

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まとめ

iPadの選択において、Wi-Fiモデルは以下の理由で多くのユーザーにとって十分な選択肢となります。

  • 価格が安い
  • 通信費が不要
  • テザリングで代用可能
  • 最近はWi-Fi環境が充実している

一方で、ビジネスユーザーやクリエイター、特定の職種の方々にとっては、セルラーモデルの利便性が価格差を上回る価値を提供する可能性があります。

最終的な選択は、ご自身の使用環境や目的、予算に応じて判断することをおすすめします。

特に初めてiPadを購入する方は、まずはWi-Fiモデルから始めることで、必要性を見極めることがもおすすめです。

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