「なぜか毎日が息苦しい」「ミスをすると自分を責め続けてしまう」……。そんな悩みを感じているなら、それはあなたの能力のせいではなく、心の持ち方、つまり「自尊心」が影響しているのかもしれません。
ジェリー・ミンチントン氏の著書『うまくいっている人の考え方』は、自分を愛し、他人との適切な距離を保つための具体的な思考法を提示してくれます。今回は、本書の膨大なメソッドの中から、特に現代人が取り入れやすい「自分を許し、自尊心を育む考え方」を厳選してご紹介します。
1. ミスをした自分を真っ先に許す
私たちは完璧を求めがちですが、うまくいっている人は、失敗を「人格の否定」ではなく「学びのプロセス」として捉えています。
自分がミスをしても、「だいじょうぶ、たいしたことはない」と心の中で自分にやさしく声をかけよう。そうすれば、プレッシャーが軽くなってミスを繰り返しにくくなる。
引用:『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン著
ミスをしたときに「自分はなんてダメなんだ」と責めることは、自尊心を傷つけるだけでなく、次への恐怖心を生んでしまいます。まずは自分に優しく声をかけること。それが、将来のミスを防ぐ最も賢明な近道なのです。
たとえ愚かなまちがいをしても、 自分は十分に価値のある人間だ。
引用:『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン著
2. 他人の評価という「不確かな基準」を手放す
多くのストレスは、「他人にどう思われるか」という不安から生まれます。しかし、他人の評価は驚くほど主観的で、時に的外れなものです。
人は自分を基準にして他人を判断する。だから、自分に対する他人の評価はまちがっていることのほうが多い。
引用:『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン著
相手があなたをどう思うかは、相手の過去や価値観のフィルターを通した結果に過ぎません。すべての人に好かれることは不可能ですし、その必要もありません。自分を無理に変えてまで他人に合わせるのをやめたとき、人間関係はよりスムーズに回り始めます。
だれからも好かれることは不可能だし、またその必要もないということを理解することなのだ。
引用:『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン著
3. 「今」を幸せに過ごすと決める
私たちはしばしば、過去の後悔や未来の不安に意識を奪われてしまいます。しかし、幸せを感じることができるのは、常に「今」この瞬間だけです。
過去や未来の楽しみにふけるより、 現在の幸せを感じるほうを選ぶ。
引用:『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン著
また、人生が思い通りにいかないときに、怒りや不満にエネルギーを使うのは得策ではありません。起きてしまった出来事への解釈を変え、ポジティブな側面に目を向ける習慣を身につけることが、自尊心を高めるトレーニングになります。
どんな困難な状況でも、 ポジティブな側面がきっと見つかる。
引用:『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン著
4. 自尊心を高めるための小さな習慣
自尊心は、日々の言葉選びと思考の癖で作り上げられます。まずは自分を卑下する言葉を一掃し、プラスの言葉を自分にかけてあげましょう。
自分にプラスの言葉をかければ自尊心が高まる。
引用:『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン著
もし今の状況を本気で変えたいと思うなら、そのためのエネルギーを「自尊心を高めること」に一点集中させてみてください。自分が幸せになってもいいのだと心から認めることができれば、人生の景色は劇的に変わっていくはずです。
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