iPhoneなどのスマホで写真を撮る方が多いと思います。
デジタル写真の時代において、私たちの思い出を最高の品質で保存することは非常に重要です。
Amazon Photosは、多くの人々に利用されている写真保存サービスですが、アップロード方法によって写真の品質が大きく左右される可能性があります。
今回は、iPhoneアプリを使用する場合とMacのブラウザを使用する場合の違いに焦点を当て、なぜMacのブラウザからのアップロードがおすすめなのかを詳しく解説します。
iPhoneアプリを使用する際の問題点
iPhoneアプリからAmazon Photosに写真をアップロードする方法は確かに手軽です。
しかし、この便利さと引き換えに、以下のような問題が発生する可能性があります。
容量の圧縮
iPhoneアプリから写真をアップロードした場合と、Macのブラウザからの場合ではかなり容量に差があり、圧縮されていることが分かります。
試しに同じ写真をそれぞれAmazon Photosにアップロードしました。
50MB以上の写真をアップしたところ、Macのブラウザの場合はそのままの容量でしたが、iPhoneアプリの場合は7.3MBに圧縮されてしまいました。
なんと7分の1以下です。
Macのブラウザを使用するメリット
一方、Macのブラウザ(Safari、Chrome、Firefoxなど)を使用してAmazon Photosに写真をアップロードすると、以下のようなメリットがあります。
オリジナルの画質を維持
ブラウザからのアップロードでは、通常、写真が圧縮されることなくオリジナルの品質を保持できます。
RAWファイルや高解像度のJPEGファイルも、元の品質を損なうことなくアップロードできます。
完全な解像度
写真の解像度が維持されるため、将来、高解像度なディスプレイで見たり、大きなサイズで印刷したりする際にも問題ありません。
Macのブラウザを使用したアップロード手順
- Macでお好みのブラウザ(Safari、Chrome、Firefoxなど)を開きます。
- Amazon Photosのウェブサイトにアクセスします。
- Amazonアカウントにログインします。
- 右上の「+追加」をクリックし、「写真をアップロード」をクリックすると写真を指定できます。さらにフォルダごとアップロードすることもできます。また、アップロードしたい写真をドラッグ&ドロップでも可能です。
- アップロードが完了するまで待ちます。
追加のヒントとコツ
これで写真が圧縮されずに高画質でアップロードできました。
他にも写真を管理する上でおすすめの方法を解説します。
定期的なバックアップ
週に一度など、定期的にまとめてアップロードする習慣をつけると効率的です。
最近のiPhoneなどスマホのカメラはかなり進化していて、写真の容量も大きくなっています。
写真をiPhone本体に貯めておくとストレージがいっぱいになって写真が撮れなくなってしまうので定期的にアップロードしましょう。
アルバムの活用
アップロード時にアルバムを作成すると、写真の整理が容易になります。
Amazon Photosだけではなく、写真を保存できるクラウドストレージはだいたい撮影日順に並べられます。
一見分かりやすいですが、数年前の写真を見返したい場合など、かなりスクロールしてさかのぼらないといけません。
思い出やイベントごとにフォルダを作っておくと、すぐに見返すことができます。
安定したインターネット接続の確保
大容量のファイルをアップロードする際は、安定したWi-Fi接続を確保しましょう。
iPhone 15 Proの48MPカメラで撮影すると写真1枚で68MB以上になることがあります。
そのため自宅などの安定で高速なインターネット環境でのアップロードがおすすめです。
あまり使用機会はないかもですが、iPhoneとMacを繋いでのテザリングや、そこまで高速ではない外出先のWi-Fiでのアップロードは時間がかかるためおすすめできません。
思い出の写真を高画質で保存しよう
写真は私たちの大切な思い出です。
その品質を最大限に保つためには、少し手間がかかっても、Macのブラウザを使ってAmazon Photosにアップロードすることを強くおすすめします。
確かに、iPhoneアプリを使用する方が手軽かもしれません。
今回ご紹介した方法を使って、あなたの大切な思い出を最高の品質で永久に残してください。
将来、これらの写真を見返すとき、きっとこの努力が報われたと感じるはずです。
クラウドストレージに保存するのに抵抗がある方もいるかもしれませんが、フォルダ管理をすることですぐに目当ての写真にアクセスできます。
高画質の写真で、素晴らしい思い出を永久に残しましょう!
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