「自分には書く才能がないから」と、ペンを置こうとしていませんか? 多くの人が、書けない理由を才能のせいにしがちですが、実は「書くこと」を日常のささいな隙間に忍び込ませるだけで、人生は少しずつ変わり始めます。
今回は、いしかわゆきさんの著書から、書くことを習慣化し、自分自身のファンを増やしていくためのヒントを探っていきましょう。
隙間時間を「書く時間」に変換するコツ
私たちは、ふとした瞬間にスマホを取り出し、無意識にSNSやゲームを開いてしまいます。その「なんとなく」過ごしている時間を、少しだけ変えてみることから習慣は始まります。
手持ち無沙汰になるととりあえずスマホを取り出す人は、開くアプリをゲームから メモ帳アプリに変えてみるところから、「書く」習慣が身についていきます。 「スマホで文章なんて書けないよ」と思うかもしれませんが、つねに持ち歩いているものなので、これで書けるようになると習慣化が一気に加速します。
引用:『書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力』いしかわゆき著
特別な机に向かう必要はありません。移動中や待ち時間など、「なにかしようがしまいが、どっちでもいい時間」を積み重ねることが、大きな成果につながります。
私もDay Oneに日記を書いたり、Notionに知りたいことをメモしたりしています。
あのローランドさんも気になったことをメモして時間を決めてまとめて調べるとYouTubeで言っていました。
感情を深掘りして「思考の練習」をする
日記やメモを書くとき、「楽しかった」「大変だった」という一言で終わらせてしまうのはもったいないことです。
「楽しかった」「大変だった」など、一言で済ませられるようなことも、「どうしてそう思ったんだろう?」と掘り下げることが思考を深める練習になります。
引用:『書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力』いしかわゆき著
特に読書や映画鑑賞のあとは、以下の3つのポイントを意識してメモを残してみましょう。
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なぜその部分が心に刺さったのか?
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今の自分とどう重なったのか?
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これを受けて、今後どうするか?
立派な「感想文」を書こうと身構える必要はありません。自分の本音を少しずつ書き記すことが、あなただけの視点を作っていきます。
誰に向けて書くべきか|読者の解像度を上げる
「誰に届けたいか」が曖昧だと、文章もぼやけてしまいます。いしかわさんは、内容に合わせて「届ける相手」を明確にすることを勧めています。
むしろ「日記」のような文章なら、「身近なひとり」に向けて書く。 「ノウハウ(知識)」なら、それを知らなかったころの「過去の自分」に向けて書く。
引用:『書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力』いしかわゆき著
等身大の言葉で綴られた文章は、同じ悩みを持つ誰かの心に深く刺さります。綺麗事ではない「自分の本音」こそが、読者があなたのファンになるきっかけになるのです。
読者と対話するための5ステップ
ただ出来事を羅列するだけでなく、読者との「対話」を意識すると、文章の深みが増します。以下の構成を意識してみましょう。
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ベースとなる出来事について書く
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その出来事を受けた自分の「学び」「変化」を書く
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語りかけてみる
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主語を「わたしたち」に変えてみる
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最後に「あなたはどう思う?」と議論の余地を与えてみる
このように、自分の体験を「みんなの問い」に広げることで、より多くの共感を生むことができます。
言い訳を捨てて書き始めよう
もし今、あなたが「自分に才能があるかどうか」で悩んでいるとしたら、それは少し厳しい言葉を借りれば「逃げ」なのかもしれません。
「はっきりと言っておこう。自らの才能を問う人は、〝諦めの材料〟を探しているだけだ。もっと言えば夢をあきらめる〝言い訳〟を探しているだけだ」
引用:『書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力』いしかわゆき著
才能の有無を確認する前に、まずは今日の隙間時間に、スマホのメモ帳を開くことから始めてみませんか?その一歩が、あなたの人生を動かす大きな転換点になるはずです。
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