お金持ちとは、単に年収が高い人ではありません。本書『お金の真理』では、与沢翼氏が自身の成功と失敗の経験をもとに、お金との向き合い方や資産形成の本質について語っています。
本記事では、印象的だった内容をテーマごとに整理しながら、お金を増やし、守り続けるために重要な考え方を紹介します。
お金を守ることが資産形成の第一歩
病気や景気悪化など、人生には予測できない出来事が起こります。そのため、収入が減っても生活できる備えを持つことが大切です。
お金に関して言えば、病気や景気悪化による収入減のリスクがあるならば、それに対してあらかじめ備えておくことが重要になります。
引用:『お金の真理』与沢翼著
また、お金持ちになるためには、お金そのものを大切に扱う姿勢が欠かせません。
これからお金持ちになりたい人は、まずお金を大切に扱うように自分を変えていくことが最初のステップです。不要なものは買わず、お金を旅に出す(使う)ときは真剣に悩み考え抜くことです。
引用:『お金の真理』与沢翼著
欲望をコントロールすることがお金持ちへの近道
欲望には終わりがない
人間の欲望には終わりがありません。その欲望を追い続けても、本当の満足は得られないと与沢氏は語ります。
結論として、限界のない己の欲望など、そもそも最初から叶えてやる必要はありません。得られるものも、一文にもならない自己満足という感情だけですから、わざわざブラックホールに近づかなくてもなんら困ることはないのです。
引用:『お金の真理』与沢翼著
腹八分目で満足する習慣を身につける
お金だけでなく人生そのものも「ほどほど」で満足することが重要だと説いています。
十分で満足する習慣づくりです。腹八分目と言いますが、満腹を目指そうとしないこと。八分で常に満足の最大値を迎えるように自分を癖づけしていきます。
引用:『お金の真理』与沢翼著
さらに、理想的な幸せについても次のように述べています。
ものを大切にし、1人の女性と深く向き合い、ほどほどのお酒と定期的な旅行で幸せを感じることです。プライドや見栄、自尊心は1円の得にもなりませんから、誰かに評価されることを求めてもいけません。身近な人が評価してくれるようになったらそれが最上の腹八分目です。
引用:『お金の真理』与沢翼著
年収ではなく純資産を増やす
多くの人は年収を気にしますが、本当に重要なのは資産がどれだけ残っているかです。
最終的なお金持ちというのは年収が高い人ではなく純資産が大きい人のことです。純資産志向に頭を180度切り替えるには、グロスの年収神話をまず否定することがスタートラインとなります。
引用:『お金の真理』与沢翼著
また、生活費を差し引いた後に自由に使えるお金こそが豊かさを決めます。
そして可処分所得の大きさこそが豊かさの源泉です。
引用:『お金の真理』与沢翼著
生活レベルを上げないことが資産を守る
収入が増えても生活水準まで上げてしまうと、お金はなかなか残りません。
一時的に稼ぎがよくてもその稼ぎを信じてはダメなのです。
引用:『お金の真理』与沢翼著
「生活レベルを上げない」「不要なものを買わない」「安易な拡大をしない」
引用:『お金の真理』与沢翼著
また、ローンについても厳しい考え方を示しています。
簡単な話、現金一括で余裕を持って買えないすべての商品は身分不相応と考えるべきです。
引用:『お金の真理』与沢翼著
失敗を認める人ほど成長できる
失敗そのものではなく、失敗から学ぶ姿勢が大切です。
終わったことだからと興味を失うのではなく、むしろ終わったことのほうこそ心に刻み込まなければなりません。
引用:『お金の真理』与沢翼著
人は間違いを起こします。それは問題ではありません。問題は「間違いを認めないこと」です。
引用:『お金の真理』与沢翼著
さらに、苦しい状況では隠さず周囲に共有する重要性も説いています。
いずれの窮状であってもカミングアウトすべきです。
引用:『お金の真理』与沢翼著
他人の評価より挑戦を大切にする
周囲からどう見られるかを気にし始めると成長は止まってしまいます。
評価というのは自分が知らないところでされていてこそ意味と価値があります。
引用:『お金の真理』与沢翼著
いずれにしても第三者からの評価を気にし始めたら、もはやそこが天井です。そんな評価など気にせずに、恥をかくこと、バカにされることのほうを大切にして、自分が定めたごく少数の挑戦に一心不乱に向き合うことをお勧めします。そうすると人間は強くなれるからです。
引用:『お金の真理』与沢翼著
成功する人ほど期待値を下げている
成功者は最初から大きな期待を抱いていません。
そもそも本当に儲かるのか怪しいなと期待値を下げて始めた人は儲からないことが普通なので、のんびりと継続していくことができます。そうこうしているうちに本当に儲かるようになっていくものです。
引用:『お金の真理』与沢翼著
私の根底にあるのは常に低い期待値だけなのです。
引用:『お金の真理』与沢翼著
期待値を下げることで、焦らず継続できるようになるという考え方は、多くの挑戦に共通する教訓です。
起業に必要なのはメディアと商品だけ
与沢氏は起業についても非常にシンプルに考えています。
2つとは、自分でメディアを持つことと、商品をそのメディアに流すことです。この2つだけで商売は成立するのです。
引用:『お金の真理』与沢翼著
ブログやSNS、YouTubeなど、個人でもメディアを持てる現代だからこそ参考になる考え方です。
稼ぎ続けるためには考える時間を作る
行動だけではなく、立ち止まって考える時間も重要です。
稼ぎ続けたいなら、あえて「お金を稼がない」という期間をつくるようにしてください。
引用:『お金の真理』与沢翼著
すると、考える時間が増えます。そして、考える時間が多いほどにお金を稼ぎ続けることが可能となるのです。
引用:『お金の真理』与沢翼著
まとめ
『お金の真理』は、お金を稼ぐテクニックではなく、お金との向き合い方や人生哲学を学べる一冊です。
特に印象的だったポイントは以下のとおりです。
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お金を守る意識を持つ
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欲望をコントロールする
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年収ではなく純資産を増やす
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生活レベルを上げない
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失敗を認めて改善する
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他人の評価より挑戦を優先する
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期待値を下げて継続する
-
自分のメディアを持つ
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考える時間を確保する
どれも派手なノウハウではありませんが、長期的に資産を築くための本質的な考え方ばかりでした。これから資産形成や副業、投資に取り組む人にとって、多くの気づきを与えてくれる一冊です。
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