なかなか自分で決断できずに悩んでいませんか?「失敗したらどうしよう」「後悔しないかな」と考えると、一歩踏み出すのが怖くなりますよね。しかし、決断力は才能ではなく、誰でも身につけられる技術です。
この記事では、柳生雄寛氏の著書『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』から、決断力を高めるための重要なエッセンスをご紹介します。決断を恐れる気持ちを解消し、行動に移すためのヒントを見つけましょう。
💡 決断は「絶対」ではないと知る
まず、決断に対する考え方を変えることが重要です。多くの人が「一度決めたら変えられない」「失敗してはいけない」と考えがちですが、それは誤りです。
しかし、 先のことを完全に予測することは不可能ですから、その時点でベストと思える決断をしていくしかない のです。 また、一度決めたことは「絶対」ではありません。状況や環境が変われば、修正する必要がありますし、変えてもいいのです。 このようなことを知っておくと、失敗を恐れずに「決める」ことができるようになるでしょう。 <ポイント> 失敗と思っても、それがかえって良い結果につながることもある
引用:『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』柳生雄寛著
「絶対」はないと知れば、心理的な負担は大きく減ります。その時々で最善の選択をし、状況が変われば柔軟に修正すれば良いのです。失敗を恐れるのではなく、「経験」として捉え直しましょう。
🔪 「決める力」は「捨てる力」
決断できない大きな原因の一つは、「選ばなかったもの」への未練です。あれもこれもと欲張り、一つに絞れない状態こそが、「決められない」ということです。
「決める力」は、ズバリ「捨てる力」であるといっても過言ではありません。 「決めきる」とは、「捨てきる」ことができるかですね。 <ポイント> 何かを決めることは、何かを捨てることである
引用:『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』柳生雄寛著
何かを選んだということは、同時に何かを捨てることです。決断とは、この「捨てる作業」を完了させることなのです。
選ばなかったものに思いを残していては、本当の意味で「決めた」とは言えません。 選ばなかったものは頭の中から捨て去り、選んだものに集中することが本当の意味で「決めた」といえるのです。
引用:『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』柳生雄寛著
決断したら、選ばなかった選択肢を潔く手放し、選んだ道に集中しましょう。
🚀 決断と行動はセット
「決めた」だけで満足していませんか?本当の決断は、行動が伴って初めて成立します。
「決める」と「行動」はセット。行動までできてはじめて、本当に「決めた」といえるのです。 決断できる人は、そのことを知っています。 だから、決めたら、必ずその通りに行動します。
引用:『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』柳生雄寛著
どんなに素晴らしい決断をしても、行動しなければ結果は生まれません。決断したなら、すぐに最初の一歩を踏み出すこと。それが「決めきる」ということなのです。
📝 目標を「紙に書く」圧倒的な効果
決断力を高め、結果を出すための具体的な行動として「目標を紙に書く」ことが推奨されています。目標を明確にし、視覚化することは、行動を促す強力なエンジンになります。
1979年、ハーバード大学のある教授が、学生たちに「自分の目標を持っているかどうか」を質問したところ、結果は次の通りでした。 ・目標を持っていない……………………………… 84% ・目標を持っていたが、紙には書いていない…… 13% ・目標を持って、それを紙に書いている…………3% それから 10 年後、この教授はこの学生たちの追跡調査を行ったところ、興味深い事実が判明したのです。 それは、「当時、目標を持っていた 13%の人の平均年収は、目標を持っていなかった 84%の人たちの約2倍だった」のです。 さらに興味深いのは、目標を紙に書いていた3%の人たちの平均年収。なんと「残り 97%の人たちの 10 倍だった」のです。
引用:『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』柳生雄寛著
この調査結果は、目標を紙に書くことの計り知れない重要性を示しています。目標を具体的に記述し、常に意識できる状態にすることは、決断のスピードと質、そして結果に大きく影響します。
🎯 決断の軸は「セルフイメージ」から生まれる
最終的に、決断力を支えるのは「自分は何者なのか」「何のために生きているのか」という核となる意識、すなわちセルフイメージです。
セルフイメージをしっかりと持つことも重要です。 セルフイメージとは、「自分は誰のために生きているのか?」「自分は何のために仕事をしているのか?」ということ。すなわち、 自分の使命や役割がわかっている人ほど、決断力がある ということになるのです。
引用:『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』柳生雄寛著
自分の使命や役割がわかっていれば、目の前の選択肢が「その使命に役立つか否か」という明確な基準で判断できるため、迷いが少なくなります。
そして、その使命や役割は、すぐに完璧に見つかるわけではありません。
決断できる人は、そのことを知っているので、目の前のことに本気で取り組むのですが、決断できない人は、そのことがわかっていないので、大きなことばかり考えて、目の前の小さな仕事には本気で取り組もうとしないのです。
引用:『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』柳生雄寛著
大きな目標ばかりに目を奪われるのではなく、目の前の小さな仕事や役割に全力で取り組み、一つ一つクリアしていく中で、自分の本当の使命や役割が見つかる、と著者は説いています。
結びに
決断力を高めるには、「失敗を恐れない」「捨てることを厭わない」「行動とセットにする」ことが不可欠です。
まずは目標を紙に書き出し、目の前のことに本気で取り組むことから始めてみましょう。小さな決断の積み重ねが、あなたの人生を大きく動かす力になります。
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