【iPhone 15 Pro】モバイルバッテリーでの充電ができない

iPhone

防災用にとっておいたcheero Power Plus 5を久しぶりに引っ張り出して充電してみたところ、なぜかiPhone 15 Proが充電と充電解除が連続してまったく充電されませんでした。

ケーブルを変えたり、再起動、iOSのアップデートをしてもすべてダメ。

調べたところ、どうやらiPhone 15 ProのUSB-Cポートが原因のようです。

現在は他のモバイルバッテリーを使っています。

もし新たに購入する場合はiPhone 15シリーズでも使えることを確認したほうがよさそうです。

いろいろ試した検証結果を共有します。

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モバイルバッテリーでiPhone 15 Proが充電できない

普段はMagSafe充電器や背面にピタッとくっつけて充電するMagSafeモバイルバッテリーを愛用しています。

ワイヤレスでかんたんに充電できて便利だったのですが、充電速度が遅いというワイヤレスゆえの悩みが出てきました。

そこで防災リュックに入れてしばらく保管していたcheero Power Plus 5で充電してみることに。

しかしケーブルでつないでもiPhone 15 Proがまったく充電されず、充電のカミナリマークが出ては消えを繰り返したのです。

モバイルバッテリー側の残量インジケータが不自然に点滅しています。

100%のときは「100」と表示されるのですが、99%以下になると「00」となるので不気味です。

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充電できないか試したこと

最新のiPhone 15 Proなのにまさかモバイルバッテリーで充電できないなんてそんな初期不良みたいなことがありうるのか?正直疑問でした。

そこで何が原因なのかを突き止めるためにいろいろと試してみました。

USB-Aポートからは充電できた

cheero Power Plus 5はUSB-CとUSB-Aの2ポートがあります。

今回充電できない現象はUSB-Cポートでのみ発生。

USB-AポートからはiPhone 15 Proがちゃんと充電できました。

iPhoneの再起動

思ったような動作をしないときやうまくいかないときは再起動するに限ります。

iPhoneの画面がフリーズしたり、表示がおかしくなったときなどもよくやる手段です。

しかし再起動後も状況は改善されませんでした。

iOSのアップデート

定期的にアップデートがリリースされるiOS。

頻繁に出ていてよく不具合を修正してくれています。

そこで最新のiOS 17.4.1へアップデートしてみました。

結果変わらず。

バッテリーの最適化をオフ

iPhoneの再起動もiOSのアップデートでもダメとなると次に疑ったのが設定です。

バッテリーの設定はそんなに多くありません。

iPhoneの設定アプリ→バッテリー→充電の最適化→なし

上記で設定を変更してみました。

しかしこれまた効果なし。

ケーブルを変える

iPhone内部でできることは試してどれも良い結果が得られませんでした。

次に試したのがケーブルです。

ケーブル自体が断線したり問題がある場合は当然充電されません。USB-Cケーブルを交換してみましたが変わらず。

あとは高性能なPD対応ケーブルにしてみても結果は同じでした。

iPhone 15 Proバッテリー50%以下

あとになって気付いたのが充電しようしていたiPhoneのバッテリーがそこそこ残っていたこと。

そのため1日使用してバッテリーを50%以下にしてからも検証してみましたがまたしても結果は変わりませんでした。

他の端末はどうなのか?

あらゆる手を尽くしてもiPhone 15 Proが特定のモバイルバッテリーで充電できない現象が起こっています。

ここで発想を変えて他の端末ならどうか?と思い立ちいろいろ試しました。

充電できなかったのはiPhone 15 Proのみ

所持している機種や家族の協力を得てcheero Power Plus 5で充電できるか試しました。

M2 MacBook Airだけ最初iPhone 15 Proを充電しようとしたときと同じ挙動をしましたが、2回、3回試すと普通に充電できました。残念ながら再現性はありませんでした。

  • iPhone X
  • iPad mini(第6世代)
  • iPad Pro 12.9インチ(第3世代)
  • M1 MacBook Air

上記で試しましたが普通に充電できました。

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iPhone 15シリーズで充電できないモバイルバッテリーがある

そこで調べてみると今回のcheeroとは別のモバイルバッテリーでしたが同じ現象が起きていました。

おそらくiPhone 15シリーズからUSB-C端子になって逆充電、iPhone同士をつなぐとバッテリーを分け与える機能が邪魔しているようです。

しかも解決方法はなし。これは困りました。

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疑問が残る

USB-Cによる逆充電が原因でiPhone 15シリーズがモバイルバッテリーで充電できないのならばiPad miniはどうなんだ?という疑問が残ります。

iPad mini (第6世代)もUSB-C端子でiPhoneなどとつなぐとiPad miniのバッテリーをつないだ側に供給する仕組みがあるのです。

しかし前述したようにiPad mini(第6世代)でもちゃんと充電できたので別に原因があるのではないかと推測します。

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どうしても充電したいなら

結果特定のモバイルバッテリー、今回の場合はcheero Power Plus 5でiPhone 15 Proは充電できませんでした。

どうしても充電したいなら速度は出ませんがUSB-Aポートで接続するか他のモバイルバッテリーを使うのが良さそうです。

今回はちょっと古いモバイルバッテリーでしたが、なんにしてもいざ使おうとしたときに充電できないのでは目も当てられないのでちゃんと充電できるか試しておきましょう。

新たに買う場合は対応機種を確認するなどの下調べが必要そうです。

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