電子書籍を読むという方も最近は増えてきたと思います。
電子書籍歴15年の私としては嬉しい限り。
その代表格のKindleでおもしろい機能があるので紹介します。
それはKindleのハイライト、つまりマーカーを引いたところをブラウザで確認することができる「メモとハイライト」という機能です。
使い方や活用方を解説します。
メモとハイライトとは
Amazonが提供するウェブサイトで、Kindleで読んだ本のすべてのハイライトやメモを一箇所で管理・閲覧できるサービスです。
アクセス方法
- 「メモとハイライト」にアクセスします
- Amazonのアカウントでログインします(Kindleと同じアカウント)
- 今までにハイライトを付けた本のリストが表示されます
主な機能と使い方

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本の管理
- ハイライトやメモを作成した本がすべて表示されます
- 検索機能を使って特定の本をすぐに見つけることができます
- 最近読んだ本から順番に表示されます
ハイライトの確認と編集

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- 本を選択すると、その本で作成したすべてのハイライトとメモが表示されます
- ハイライトごとに表示される「オプション」ボタンから、メモの追加や編集が可能です
- 不要になったハイライトは削除することもできます
活用方法
学習効率の向上
- 読書中に重要だと思った箇所をハイライトしておき、後でまとめて復習できます
- 試験勉強や資格取得の際に、重要なポイントだけを効率よく復習できます
引用文の管理
- 論文やレポート作成時に引用したい文章をハイライトしておけば、後で簡単に引用できます
- 本ごとに管理できるので、引用元の管理も容易になります
読書メモの整理
- 読書中の気づきや感想、考えたことをメモとして残しておけば、読書記録として活用できます
- ブログや読書感想文を書く際の材料として使えます
語彙力の向上
- 知らない単語や表現をハイライトして意味をメモしておくと、語彙学習に役立ちます
- 外国語の本を読む際に特に効果的です
注意点
同期の遅延
- デバイス上でハイライトした内容がウェブ版に反映されるまで、少し時間がかかる場合があります
- 最新の情報を確認するには、Kindleアプリや端末で同期を行ってから確認しましょう
コンテンツの制限
- 出版社の設定により、一部の本ではハイライトやメモの数に制限がある場合があります
- また、ハイライトの共有やエクスポートが制限されている本もあります
モバイルでの活用法
- スマートフォンのブラウザからもアクセス可能なので、外出先での参照も便利です
- Kindleアプリとの併用で、より効果的な読書体験が実現できます
まとめ
Kindleの「メモとハイライト」機能は、単なる読書体験を超えて、知識の整理や学習に役立つ強力なツールです。
普段はiPhoneで読書しているけれどMacやパソコンなどで「メモとハイライト」を見ることで大きい画面でより参照しやすくなります。
私はKindle Paperwhiteをメインに読書していてページ送りのレスポンスがどうしても遅いので他の端末で見られるのはありがたいです。
電子書籍の大きなメリットの一つは、このようにデジタルならではの機能を活用できることにあります。
読書の効率と質を高めるために、ぜひ活用してみてください。
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