仕事をしていたり、勉強をしていると誰でも経験がある眠気。
特にランチを食べたあとは特にそうだと思います。
私も毎日のようにランチ後の眠気と戦っています。
食後にコーヒーを飲んだり、そもそも眠気の原因である炭水化物を弁当から抜いたりといろいろ試しましたがあまり効果はなし。
とある本を読んでいたところ面白い研究があり、なんと眠気覚ましのコーヒーよりも軽い運動のほうが効果があることがわかりました。
コーヒーよりも10分間の階段上り下り
アメリカのジョージア大学の研究チームが学術誌『 Physiology and Behavior(フィシオロジー・アンド・ビヘイビアー)』に発表したもので、「コーヒーを飲むよりも、身近な場所で 10分間階段を上り下りしたほうが眠気覚ましに効果があり、活力も得られる」と報告したのです。
この実験に参加したのは、毎晩の平均睡眠時間が 6時間半程度で、カフェインをふだんから摂取する傾向がある女子大生です。
引用:『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』堀田秀吾著
なるほど。コーヒーを飲むよりも軽い運動のほうが眠気覚ましに効果がありしかも活力まで得られるということのようです。
ランチ後に毎日缶コーヒーを買っていた過去
食後にコーヒーを飲むのが当たり前になっていた時期があり、思考停止で飲んでいました。
しかも自販機で、缶コーヒーを!Apple Watchでドヤりながら買っていました。
節約の観点から言えばかなりもったいないことをしていたと反省しています。
コーヒーを持参するようになったが……
そこから少しは節約思考が身につき、コーヒーを持参するように。
しかし、節約ができるようになっただけ。
コーヒーを飲んで目を閉じて眠気を誤魔化していました。
米なし弁当も試した
そもそも眠気の原因は糖質を摂取することで血糖値が上昇するからといろんな本で言われています。
ならば持参している弁当の炭水化物である米を抜いてみようということになりました。
しかし、個人差はあると思いますがこれも効果は感じられませんでした。
軽い運動なら無料!
そこで冒頭でも出てきた研究です。
コーヒーよりも 10分間階段を上り下りしたほうが眠気覚ましに効果があるとのこと。
今まではコーヒーを自販機で買ったり持参していましたが、やはりコストがかかります。
しかしこの軽い運動ならば無料!
10分間も運動できるのか?
実際問題として10分間も運動できるのか?というのがあります。
昼の休憩は1時間。
そのうち30分ほどはランチを食べる時間として残りは30分。
10分間軽い運動をして残り20分。
20分じゃ全然休めない!と思います。
いざというときの切り札として使う
毎日の昼休憩のたびに10分の階段を上り下りは時間的にあまり現実的ではなさそうです。
しかし、「今日はこのあと大事な会議がある!」「絶対にウトウトしちゃいけない仕事がある!」などのここぞという場面の切り札として活用すると良さそうです。
まとめ
昼食後の眠気対策として、コーヒーよりも10分間の階段運動のほうが効果的
- ジョージア大学の研究による実証
- 眠気覚ましと活力向上の両方に有効
これまでの対策と課題
- 缶コーヒーの購入は出費がかさむ
- コーヒーの持参も根本的な解決にならず
- 米抜き弁当も効果を実感できず
階段運動の実践について
- コストがかからない利点
- 昼休憩1時間の中で毎日やるのは現実的でない
- 重要な会議や集中が必要な場面での活用を推奨
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