「なんだか最近、楽しいことがないな」と感じていませんか?
忙しい日々の中で、つい自分のことを後回しにしてしまいがちですよね。でも、ちょっとした工夫で、毎日はもっと楽しく、豊かになります。
この記事では、田中克成さんの著書『自分をよろこばせる習慣』から、毎日の生活に取り入れられる素敵なヒントを5つご紹介します。
1. 嫌いな自分から卒業する
私たちはつい、完璧な自分を目指してしまいがちです。でも、無理して背伸びするよりも、ありのままの自分を受け入れることが、幸せへの近道です。
「幸せな人生を手に入れるために意識すべきことは、 『嫌いな自分でいる時間を減らして、 好きな自分でいられる時間を増やす』 これだけです。」 引用:『自分をよろこばせる習慣』田中 克成著
自分を好きでいられる時間を増やすために、どんなことができるでしょうか?
例えば、誰かのために「してあげる」のではなく、「したくてしている」という考え方を持つことです。
「すべての行動を『してあげる』ではなく『したくてしている』ということが大前提。」
引用:『自分をよろこばせる習慣』田中 克成著
「誰かのために」という義務感からではなく、心から湧き上がる「したい」という気持ちに従うことで、行動そのものが喜びになり、自分自身を好きになれる時間が増えていきます。
2. 小さな旅で気分転換する
日常に変化がないと、気分も停滞してしまいます。そんな時は、思い切って「プチ旅行」に出かけてみましょう。
「月1回、日帰りや一泊二日でプチ旅行をする習慣を持つこともおすすめです。わざわざ遠出をしなくても、普段は行かない近所の観光名所やキャンプ場でも構いません。」
引用:『自分をよろこばせる習慣』田中 克成著
遠くに行く必要はありません。いつも通らない道を歩いてみたり、隣の駅まで電車に乗ってみたり。少しだけ行動範囲を広げるだけで、新しい発見や刺激があり、マンネリ化した日々に活力が生まれます。
3. 「だったらこうしよう」と考える
何か問題が起きた時、つい「どうしてこうなっちゃったんだろう…」と過去を後悔してしまいがちです。しかし、過去に囚われても何も変わりません。
「ダメ出しをしたくなったら、『だったらこうしよう』という魔法の言葉を口にしてみてください。その瞬間に、過去から未来に視点が向き、前進的なアイデアを脳がリルートしてくれますよ。」
引用:『自分をよろこばせる習慣』田中 克成著
この言葉は、私たちを前向きな思考へと導いてくれます。「失敗したから、次はこうしてみよう」「うまくいかなかったけど、新しい方法を試してみよう」と、未来に目を向けることで、より良い選択ができるようになります。
4. 自分の長所を発見する「カラーバス効果」
自分の短所ばかりに目がいって、自信をなくしていませんか?そんなあなたにおすすめなのが「カラーバス効果」です。
「人の長所を探していると、このカラーバス効果の作用で、自分自身の長所にも気づけるようになるのです。」
引用:『自分をよろこばせる習慣』田中 克成著
まず、他の人の良いところを見つける練習をしてみましょう。すると不思議なことに、自分の中にある良いところにも自然と気づけるようになります。
5. 心に栄養を与える「ゆるテンフリー」
心が疲れている時、何を食べたらいいかわからなくなりますよね。
「小麦に含まれる『グルテン』という成分が、腸に悪さをするのだそうです。その結果、幸せホルモンの代表格でもあるセロトニンの生成が不足し、逆にノルアドレナリンというストレスホルモンが暴走し、ちょっとしたことで感情が爆発する、というようなことが記事に書かれていました。」
引用:『自分をよろこばせる習慣』田中 克成著
完全にグルテンを断つのは大変ですが、「ゆるテンフリー」のように、少しだけ意識して食事をコントロールすることで、心も体も軽くなることがあります。
まとめ
田中克成さんの著書『自分をよろこばせる習慣』は、小さな習慣から大きな変化を生み出すヒントがたくさん詰まっています。
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嫌いな自分でいる時間を減らす
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プチ旅行で気分転換する
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「だったらこうしよう」と考える
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カラーバス効果で長所を見つける
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食事で心も体も整える
これらの習慣を少しずつ取り入れて、あなた自身の毎日を、もっと楽しく、もっと喜びに満ちたものにしていきましょう。
もしよければ、この中で特に気になった習慣はありましたか?
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