スマートフォンのカメラは便利ですが、静かな場所での撮影に欠かせないのがマナーカメラアプリ。
その定番ともいえる「OneCam 2」ですが、最新のiPhone 17 Proに機種変更してから、アプリが頻繁にクラッシュして使えなくなるという問題に直面しました。
長年愛用してきたアプリだけに非常に残念ですが、幸いにも暫定的な解決策を見つけることができました。
iPhone 17 ProでOneCam 2がクラッシュ!その症状とは

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静音撮影の定番である「OneCam 2」を、私もかれこれ6年以上愛用しています。(Version 1.9.1)
静かなレストランなどで、シャッター音を気にせずサッと料理を撮影できるのは非常に重宝します。
しかし、先日iPhone 17 Proへ機種変更したところ、アプリがまともに動作しないという深刻な問題が発生しました。
撮影しようとするとアプリが強制終了
最も困ったのが、シャッターボタンを押して撮影しようとすると、問答無用でアプリが強制終了(クラッシュ)してしまうことです。
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アプリの再インストールを試みましたが、症状は改善しませんでした。
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不思議なことに、インカメラ(内向きカメラ)に切り替えた場合は問題なく撮影できました。

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画面表示が「Log撮影」のようにぼんやりと

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さらに、アプリを起動した瞬間に、画面の色合いが普段と違うことにも気づきました。
まるでLog撮影(デジタルシネマカメラなどで使われる、色情報が多く白飛び・黒つぶれを抑えた、コントラストの低いぼんやりした映像)のような、彩度とコントラストの低い、白っぽいぼんやりとした色味になっていたのです。
このことから、iPhone 17 Proの新しいカメラハードウェアや、iOSの仕様変更に対して、OneCam 2の画像処理部分が対応しきれていない可能性が考えられました。
暫定的ながらも動作させる解決策を発見
様々な設定を試した結果、「OneCam 2」をiPhone 17 Proで動作させるための暫定的な対処法を見つけることができました。
撮影解像度を「FHD (1920×1080)」以下に設定

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結論から言うと、撮影時の解像度を「1920×1080(FHD)」以下に抑えることで、クラッシュせずに写真が撮れるようになりました。
アプリの設定画面で、解像度を最も高い設定から一段階ずつ下げて試したところ、このサイズ以下であれば問題なく撮影が行えました。
画質は劣化する点に注意
この対処法で撮影は可能になりましたが、現在のスマートフォンカメラは4K(約800万画素)に近い高解像度での撮影が一般的です。他のマナーカメラアプリが4Kに近い解像度で撮影できる中、OneCam 2をFHD (1920×1080)以下に制限すると、どうしても画質は劣化します。(2025年10月現在)
画質を犠牲にしてでも、長年使い慣れた静音撮影機能を確保したい方には有効な手段と言えます。
今後の展望|アプリのアップデートを強く希望
長年の愛用者として、この問題の根本的な解決、すなわちアプリのアップデートを強く希望します。

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しかし、残念ながら「OneCam 2」の更新履歴を確認したところ、直近では約2年前で更新がストップしているようです。人気のアプリであり、マナーカメラの定番という地位を確立していただけに、この状況は非常に残念でなりません。
高解像度での撮影が標準となった現在、現在のバージョンでは今後より動作が不安定になることも考えられます。この素晴らしいアプリが、最新機種でもその真価を発揮できるよう、開発元様には是非ともアップデートをご検討いただきたいと切に願います。
同じ問題に直面しているOneCam 2ユーザーの方々の参考になれば幸いです。
皆さんは、OneCam 2の代わりとなる、iPhone 17 Proで快適に使えるマナーカメラアプリを見つけましたか?もしおすすめがあれば、ぜひ教えてください!
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