また会いたくなる人になる!「相手を主人公にする」話し方で人間関係を劇的に変える秘訣

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あなたは「またすぐに会いたい!」と思われる人になりたいですか? 相手の心に深く響き、自然と良好な人間関係を築ける話し方があるとしたら、知りたくはありませんか? その答えは、「相手を主人公にする」話し方にあります。

この記事では、野口敏氏の著書『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル!』から、人間関係を豊かにするコミュニケーションの極意をご紹介します。


 

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相手を「主人公」にするとは?

 

コミュニケーションにおいて、私たちはつい自分を中心に話を進めてしまいがちです。しかし、本当に相手の心をつかむのは、相手を「主人公」に据えることだと野口氏は説きます。

秘訣は、まず相手を思うこと。そして次に、積極的に相手を話題の中心に据えて話をし、問いかけること。つまり「相手を主人公にした話し方」なのです。

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著

これは、メールを書く際にも同じことが言えます。

「メールを書く時は、まず相手の顔を思い浮かべてください」ということです。とくに仕事の場合は、実際に会った時の会話を振り返ると、いいメッセージが浮かびます。

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著

相手の顔を思い浮かべ、相手の状況や気持ちを想像することから、相手を主人公にした会話は始まります。


 

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相手を主人公にする具体的な方法

 

では、具体的にどのようにすれば相手を主人公にした話し方ができるのでしょうか?

 

相手を観察し、ポジティブな側面を見つける

 

相手をよく観察して、ポジティブに表現できるところを探し、それを話題にしてください と。たとえば、「初めてお会いした時に、しぶい俳優さんに似ているなって思いました。誰だろう。そう言われたことはありませんか?」こう言えば、相手が主人公で話は進みます。「ないよ」と言われても、「とっても個性的ですね、雰囲気です」とでも言えば、相手も悪い気はしません。そこから別の話にでも広がれば、しめたもの。あとは 相手の話で興味を感じたところを話題にして話を広げて、共感しつつ肯定的に話す ようにとアドバイスしました。

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著

相手の良いところを見つけ、それを話題にすることで、相手は気持ちよく話に乗ってくれます。たとえ直接的な褒め言葉でなくても、相手の個性や魅力を肯定的に表現することが大切です。

 

相手の気持ちを想像する力を養う

 

人間なら誰もが自分のことを思い、大切に扱ってくれる人に心を寄せるもの。それを形にして表現するのが、相手主人公の話し方と言えます。この話し方を意識するようになると、相手の気持ちを想像することが増えます から、自然と相手を思いやる力が強くなります。恋愛がうまくいくのも当然です。

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著

相手を主人公にする話し方を意識することは、相手の気持ちを想像する力を高めます。相手への思いやりが深まることで、自然と良好な人間関係が築けるようになるのです。

 

傾聴の姿勢で相手を理解する

 

相手を主人公にする上で、傾聴は欠かせません。相手の話に耳を傾け、心から理解しようと努めることが重要です。

商談や営業などで、相手が大事な人である場合、仕事の内容と同じくらい注意をして 雑談内容をメモに取る ことを習慣づけてください。とくに相手の話に力が入っている時、感情が豊かになった時、相手の目が輝いて見える時、その話を何度も持ち出す時などは、その内容を必ずメモに取るようにと、伝えます。

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著

相手が熱心に話していることや、感情がこもっている部分は、相手にとって大切な情報です。それを覚えておくことで、後の会話に活かすことができます。

 

相手の言葉を「まるごと」受け止める

 

相手が話した内容に感動や学びがあった場合は、それを素直に伝えることも効果的です。

①相手のセリフを「まるごと」再現する

②相手のセリフに感じたことや受けた影響を伝える

③「お話の続きをぜひお聞かせください」で締める

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著

「このお言葉にびっくりいたしました」「初めて聞く言葉で大変勉強になりました」

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著

相手の言葉を丁寧に受け止め、その言葉が自分にどのような影響を与えたかを具体的に伝えることで、相手は自分の話がきちんと伝わったと感じ、喜びを感じるでしょう。

 

相手を立てる言葉を選ぶ

 

相手を褒める際も、その人の持ち物や選択、行動を肯定的に表現することが相手を主人公にする話し方につながります。

「いい車を選ぶね」「服のチョイスが素晴らしいね」「いい映画を観ているね」「家が人を選ぶって言うけど、あなたのことだね」

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著

また、相手を立てる言葉は、組織の中で必要とされる人材になる上でも重要です。

「課長のおっしゃる通りにしたら、すごくうまくいきました」と。どんな時にも相手に花を持たせることができる人は、組織から必要とされます。

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著


 

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「気持ちを交わす」会話

 

会話の本質は、言葉を交わすこと以上に「気持ちを交わす」ことにあります。

会話は「言葉を交わす」ことよりも、「気持ちを交わす」ことに意識を向けると急にうまく回りはじめるので、一度お試しください。

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著

初対面の人や緊張している相手には、簡単な質問から始め、相手が答えやすい雰囲気を作ってあげることが大切です。

「外のお天気はどうでしたか?」「寒くなかったですか?」「道は混んでいましたか?」などと聞けば、相手も「雨は降っていなかったよ」「寒くないよ」「道は混んでいたよ」と簡単に答えられます。これで彼らの緊張も少しやわらぐのです。そして、返事をもらったら、そこに必ず「あっ! そうですか♪」と気持ちの入った相づち を打ちます。ここがとても大事なところ。

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著


 

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相手を主人公にする話し方の根本

 

ふだんから相手に焦点を当ててものごとを考え、話ができる。これこそが相手を主人公にした話し方の根本です。人として成熟した人は、「自分の欲求」より「他人の願い」に目を向けることができます。「まず、あなたの気持ちに沿ってあげたい。だから、あなたの話をしましょう」と、そんな気持ちで会話ができるのです。

引用:『またすぐに! 会いたくなる人の話し方――「相手を主人公にする」という全く新しいスキル! 』野口 敏著

相手を主人公にする話し方は、単なるテクニックではありません。それは、相手への深い思いやりと尊重から生まれる、人間性そのものです。

この話し方を意識することで、あなたの会話は大きく変わり、人間関係はより豊かになるでしょう。ぜひ今日から「相手を主人公にする」話し方を実践してみてください。

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