【解決策あり】EarPodsが使えない!「電力使用量が大きすぎます」エラーの原因と対策

iPhone

「せっかくEarPodsを接続したのに、『アクセサリを使用できません EarPods:このアクセサリは電力使用量が大きすぎます。』というエラーが出て使えない!」

iPhoneユーザーなら一度は経験したことがあるかもしれません。

特に、Lightning接続のEarPodsや、変換アダプタを介して接続した際にこのメッセージが表示されると困惑しますよね。

この記事では、この厄介なエラーが表示される原因を深掘りし、効果的な解決策を詳しく解説します。

あなたのEarPodsが再び使えるようになるよう、ぜひ最後までお読みください。

スポンサーリンク

EarPodsのUSB-CバージョンにLightningの変換アダプタをつけてみる

iPhone 15 Pro用にEarPodsのUSB-Cバージョンを購入していて使っていて、会社用のiPhone 11でも使えるようにLightningの変換アダプタを手に入れました。

これでどちらのiPhoneでもEarPodsが使える!と思いきやiPhone 11のほうでエラーが表示されて使えません。

ちなみに自宅にあるiPhone Xでも同様で使えませんでした。

なぜ、このようなエラーが表示されるのか?対策はないのか?解説します。

スポンサーリンク

なぜエラーが表示されるのか?考えられる主な原因

Screenshot

このエラーメッセージは、主に以下のいずれかの状況で発生します。

  1. 電力供給の不足: 最も一般的な原因です。接続しようとしているEarPods(またはその他のアクセサリ)が、iPhoneやiPad本体から供給できる電力を超える電力を要求している場合に表示されます。特に、古めのUSB-Aタイプのアダプタやケーブルを使用していると、この問題が発生しやすくなります。
  2. ケーブルやアダプタの問題:
    • 低出力の充電器やケーブル: 充電器やケーブルが、EarPodsを動作させるのに十分な電流を供給できていない。
    • 非純正・非MFi認証品の使用: Appleの公式認証(MFi認証)を受けていないケーブルやアダプタは、互換性の問題や電力供給の不安定さを引き起こすことがあります。
    • 変換アダプタの利用: iPhone XやiPhone 11などのLightningポートを持つ機種に、USB-CバージョンのEarPodsを変換アダプタで接続した場合など、変換の過程で電力供給が不安定になることがあります。
  3. コネクタの汚れや損傷: iPhone本体のLightning/USB-Cポートや、EarPodsのコネクタ部分にホコリ、ゴミ、水分などが付着していると、正しく接続されず、電力供給が妨げられることがあります。
  4. ソフトウェアの一時的な不具合: iOSのバグや一時的なシステムエラーによって、アクセサリが正しく認識されないことがあります。
  5. アクセサリ自体の故障: EarPods自体に問題がある場合も考えられます。
スポンサーリンク

今すぐ試せる!効果的な対策方法

それでは、具体的な対策方法を見ていきましょう。

上から順に試していくことをおすすめします。

  1. 純正のUSB-C電源アダプタとケーブルを使用する
    • これが最も効果的な解決策として報告されています。iPhoneが充電できないとしたら、特に「20W USB-C電源アダプタ」と「USB-C – Lightningケーブル」(またはUSB-C – USB-Cケーブル)の組み合わせは、安定した電力供給を可能にします。
    • USB-Aタイプのアダプタを使用している場合は、USB-Cタイプへの切り替えを検討しましょう。
  2. EarPodsの抜き差し・再接続
    • 一度EarPodsをデバイスから抜き、数秒待ってから再度しっかりと差し込み直してみてください。一時的な認識不良であれば、これで解消することがあります。
  3. iPhone/iPadの再起動
    • ソフトウェアの一時的な不具合の場合、デバイスの再起動でシステムがリフレッシュされ、問題が解決することがよくあります。
  4. ポートとコネクタの清掃
    • iPhone本体のLightning/USB-CポートやEarPodsのコネクタ部分に、ホコリやゴミが付着していないか確認してください。
    • 電源をオフにした状態で、静電気防止ブラシや乾いた綿棒、またはエアダスターなどで優しく清掃してください。金属製の器具を使用したり、強くこすったりしないように注意しましょう。
  5. MFi認証アクセサリの使用を徹底する
    • Apple非認証のケーブルやアダプタは、エラーの原因となる可能性が高いです。必ず「Made for iPhone/iPad」のロゴがあるMFi認証済みの製品を使用しましょう。
  6. iOSを最新バージョンにアップデートする
    • iOSのバグが原因である場合、最新のバージョンにアップデートすることで修正されている可能性があります。設定アプリから「一般」>「ソフトウェアアップデート」に進み、利用可能なアップデートがあれば適用してください。
  7. 別のアクセサリやアダプタで試す
    • もし可能であれば、別のEarPodsや、別の充電器・ケーブルで試してみて、問題がEarPods側にあるのか、ケーブル・アダプタ側にあるのか、それともiPhone本体にあるのかを切り分けましょう。
  8. 変換アダプタの見直し(USB-C EarPodsの場合)
    • USB-CバージョンのEarPodsをLightningポートのiPhoneで使用している場合、使用している変換アダプタが電力供給を適切に行えていない可能性があります。信頼性の高いMFi認証の変換アダプタへの交換を検討するか、可能であれば直接Lightning接続のEarPodsを使用する方が安定します。
スポンサーリンク

これらの対策で解決しない場合

上記の対策を試しても問題が解決しない場合は、以下の可能性が考えられます。

  • EarPods自体の故障
  • iPhone/iPad本体のポートの損傷
  • デバイス本体の内部的な故障

この場合は、Appleサポートに問い合わせるか、Apple Storeまたは正規サービスプロバイダに持ち込んで診断・修理を依頼することをおすすめします。

スポンサーリンク

まとめ

「アクセサリを使用できません EarPods:このアクセサリは電力使用量が大きすぎます。」というエラーは、多くのiPhoneユーザーが直面する問題ですが、その原因のほとんどは電力供給不足や互換性の問題にあります。

特に、Apple純正のUSB-C電源アダプタとケーブルを使用すること、そしてポートの清掃やiOSのアップデートが解決の鍵となることが多いです。

この記事で紹介した対策をぜひお試しいただき、快適なオーディオライフを取り戻してください!

コメント