日々の暮らしの中で、当たり前に使っているものを見直すと、実は必要のないものが意外とあるものです。今回は「歯磨き用のコップ」について考えてみました。
気づきのきっかけ
自分の持ち物を整理していると、ふと考えることがあります。
「みんなが当たり前に持っているこれって、本当に必要なのだろうか?」という疑問です。
特に最近のミニマリスト志向や断捨離ブームの中で、私も生活必需品と思われているものを一つひとつ見直すようになりました。
そんな中で目についたのが、洗面所に置いてある歯磨き用のコップでした。
水アカとの終わりなき戦い
洗面所に置いてある歯磨き用のコップ。
朝晩の歯磨きのときだけ使うため、ほとんど置きっぱなしの状態です。
そうすると必然的に、少しずつ水アカがたまっていきます。
最初は透明だったプラスチックのコップも、だんだんと白やピンクに曇ってきて、見た目にも不衛生な印象に。
特に硬水地域に住んでいる方なら、この水アカの付き方の速さに驚くことでしょう。
週に一度はコップを洗う習慣をつけようとしても、忙しい日々の中ではついつい後回しになってしまいます。
ある日、歯を磨こうとしたときに「このコップ、いつ洗ったっけ?」と思ってしまい、不快感を覚えました。
試行錯誤の日々
吊るす作戦
水アカの問題を解決するために、コップを逆さまに吊るす方法を思いつきました。
「水が溜まらなければ水アカもできないはず!」という単純な発想です。
100円ショップで強力磁石を購入し、コップの底に両面テープでくっつけ、洗面台の金属部分に吸着させてみました。
一見うまくいったように思えましたが、問題が発生します。
- 両面テープが湿気で次第に剥がれてくる
- 逆さまに吊るしたコップが見た目にスッキリしない
- 使うたびに着脱する手間が意外と面倒
数週間で「吊るし作戦」は失敗に終わりました。
思い切った決断
そんなある日、思い切ってみました。
「そもそも洗面所にコップを置く必要があるのだろうか?」と根本から考え直したのです。
歯磨き用コップの存在理由は「口をゆすぐため」だけ。
それなら他の方法でも代用できるのではないか。
そう考えて、洗面所からコップを完全に排除してみることにしました。
新しい習慣
キッチンのコップ活用
実は我が家の洗面所はとても寒く、特に冬場は歯磨きをすること自体が苦行になります。そのため、私は普段リビングで歯磨きをすることが多いのです。
リビングとキッチンは近いので、歯磨き後はキッチンへ行き、そこにある普段使いのコップで口をゆすぐようにしました。
使ったあとはすぐに洗って戻せるので、水アカの心配もありません。
これで一つ目の解決策が見つかりました。
「専用のコップを置く」という固定観念から離れただけで、問題がすっきり解決したのです。
手ですくう技術
しかし、キッチンが使用中だったり、急いでいるときもあります。
そんなときは洗面所で手を使って口をゆすぐことにしました。
この方法を思いついたのは、ある本がきっかけでした。
アフリカのある村を訪れた旅行者が、現地の子どもたちが水を手ですくって上手に飲んでいる様子を見て、自分が持っていた容器の不要さに気づいたというエピソードです。
最初は少し慣れませんでしたが、手のひらをカップ状にして水をすくい、そこから口に運ぶという動作はすぐに習得できました。
意外にも水が漏れることもなく、十分に口をゆすぐことができます。
得られたメリット
洗面所からコップを撤去してから、いくつかの嬉しい変化がありました。
1. 清潔さの向上: 水アカに悩まされることがなくなった
2. 見た目の改善: 洗面台がすっきりし、掃除も簡単になった
3. 煩わしさからの解放: コップを洗う作業や、「いつ洗ったっけ?」という不安から解放された
固定観念を外してみる大切さ
この小さな変化から学んだことは、日常の「当たり前」を時々見直してみることの価値です。
私たちの生活には「そうあるべき」という思い込みで続けている習慣がたくさんあります。
しかし、その必要性を問い直してみると、意外と不要だったり、より良い方法があったりするものです。
歯磨き用コップという小さなものでも、それを見直すことで生活の質が向上しました。
これからも他の「当たり前」にも目を向けて、本当に必要なものだけに囲まれた暮らしを目指していきたいと思います。
みなさんも、日常の中の「これって本当に必要?」と思うものがあれば、一度試しに手放してみてはいかがでしょうか。
思わぬ発見があるかもしれません。
コメント