iPadOS 17でiPadをモニターとして使えるようになりました!
パソコンやゲーム機をiPadとケーブルで繋ぐだけでできるかと思いきやキャプチャボードというHDMIを変換するアダプタとそれを映し出すアプリが必要です。
少々手間はかかりますがiPad Pro 12.9インチをモニターにしてPS5のゲームがプレイできました。
プレイした感想は画質が劣化したりゲームの動作がカクカクするので快適とはいえませんでした。
今回使用したCamo Studioというアプリは英語のみで設定に手こずったのでプレイまでの方法を解説します。
キャプチャーボードを手に入れる
まずはHDMIを変換するアダプタであるキャプチャボードを購入します。
今回手に入れたのはNewluckのUSB-Cのタイプ。Amazonで1,999円でした。
USB-CなのでiPad Pro12.9インチに直接接続できます。
合わせて3mのHDMIケーブルも購入。
PS5はデスクに固定されているので隣の部屋でプレイできるように長めのケーブルが必要でした。
Camo Studioをインストール
iPadとゲーム機をキャプチャボードで繋ぐだけではゲームをプレイできません。
映し出すアプリが必要で有料アプリもありますが、今回は無料のCamo Studioをまずはお試しで使用。
App Storeでインストールします。
ゲーム画面を映し出す
Camo Studioのアプリを立ち上げたら左上のビデオ1のタブのDeviceをタップし3つ目の「Capture Card」を選択します。
これでiPadにゲーム画面が映し出されます。
画面右下の丸を消す
初期設定のままだと右下にiPadのインカメラが起動してしまいます。
おそらくゲーム実況用のシステムで自分の顔が表示されてしまいゲームをプレイするには不便です。
これを消す方法を解説します。
Camo Studio画面左下のAll Scenes部分を上にスワイプして上に引っ張り出します。
+をタップしNew Sceneを選び新規作成。
自分がわかる名前をつけます。今回はわかりやすくhide。
作成すると左下にhideが表示されるのでタップして選択。
All Scenesを下にスワイプして元の画面に戻りビデオ2のタブのTypeをタップし「Off」を選択します。
これで右下の丸が消えます!
ゲーム音を出す
画面の設定は完了しましたが、そのままだとゲームの音がでません。
マイクのタブをタップし、Deviceから「USB3.0 capture」を選びます。
今回接続しているキャプチャボードのことですね。これでゲーム音が出るようになりました!
もちろんiPadに接続したBluetoothイヤホンなどからも音が出ます。
ゲーム画面がカクカクな場合
ゲーム画面が映し出されてゲームの音も出るようになっていざプレイ!と思いきや結構カクカクします。
設定で少しだけ緩和できます。
左上のモニタータブをタップしProfilesの「1080p 60」を選択すると少しだけカクカクしにくくなりました。
実際にプレイしてみた
Tales of ARISEのPS5版をプレイしてみました。
画質は普段プレイしているモニターと比べると劣化しているのは否めません。
おそらくHDMI変換アダプタを間にはさんでいるからと思われます。
動作は前述した通りややカクカク。
反応速度もボタンを押してからややタイムラグがある感じ。
音声に関しては劣化などは特になく快適。
アクションゲームをプレイするには不向きという結果になりました。
しかし以前試してみたWi-Fi経由でのリモートプレイよりは快適でした。
快適ではないもののiPadがモニターになるのは感動的でケーブルさえ届けばどこでもプレイできる環境が出来上がりました。
今後に期待
Newluckの変換アダプタとCamo Studioを使ってiPad Pro12.9インチをモニター化しました。
PS5のゲームをプレイして感じたのは画質の劣化と動作のカクカクとタイムラグ。
課題は山積みですが、iPadにゲーム画面が表示されるのは感動的でした。
変換アダプタなのかアプリかはたまたどっちもなのかが進化してもっと快適にプレイできるようになるのがとても楽しみです。
今回はNewluckの変換アダプタが1,999円、Camo Studioは無料でしたので安価にiPadをモニター化したい方はぜひ試してみてください!
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