毎日のネットの調べ物や、読書、ゲームなど様々用途に大活躍のiPad mini。
iPad Proとは違い、Face IDではなく、Touch IDでのロック解除が面倒だなと思っていました。
しかし、それは勘違いでTouch IDも便利だということに気づきました。
ロック解除してスワイプ
今まではトップボタンのTouch IDセンサーに指を当てて、ロック解除したあとに画面下をスワイプして使っていました。
なぜかというと、今使っているiPhone 15 ProやiPad Pro 11インチのFace IDは顔認証でロック解除したあとに、画面の下をスワイプしないといけなかったからです。
Touch IDもそうなんだろうと思い込んでいました。
指を置いたままロック解除
ある日、何を思ったのかiPad miniでTouch IDでロック解除したあとに指を置いたままにしていたところ、スワイプしなくてもホーム画面が出てきたので驚きました。
思い返せばTouch IDを使うのはiPhone 7以来だったので使い方を忘れていたのかもしれません。
Touch IDのほうが便利では?
Face ID
- 顔認証でロック解除
- 画面下から指でスワイプ
- ホーム画面が出てくる
Touch ID
- トップボタンに指を置いて解除
- ホーム画面が出てくる
比較してみるとTouch IDのほうが手順が少なくて便利に見えます。
Touch IDのデメリット
ロック解除からホーム画面までの手順が少ないのが魅力ですが、よくよく考えてみるとデメリットもあります。
それは、手がぬれているとき。
経験がある方も多いと思いますが、手洗いをしたあとや、キッチンでの家事中にTouch IDを使おうとしてもなかなかうまくいかないのです。
しっかり手をふくか、やむを得ずパスコードを入力するといった方法をとらなければなりません。
Face IDのデメリット
一方、Face IDはというと、初期のころよりはマシになりましたがマスクをしていたりメガネが曇っていたりすると反応が悪いです。
両方搭載されたApple製品は存在しない
現状、Face IDとTouch IDの両方を搭載しているデバイスはありません。
Androidでは存在するようですが、これがAppleの答えなのでしょう。
デバイス選びのポイント
デバイスを選ぶ際、生体認証技術は重要な判断材料の一つです。
以下のポイントを参考にしてみましょう。
- 使用環境
- 個人の好み
- セキュリティ要件
- デバイスの用途
Touch IDとFace IDの技術的な違い
センサー技術
- Touch ID: 静電容量方式の指紋センサー
- Face ID: 赤外線カメラとドットプロジェクター
セキュリティレベル
両技術とも高いセキュリティを誇りますが、わずかな違いがあります。
Face IDは3Dマッピング技術により、写真や動画での成りすましをより困難にしています。
Apple製品における今後の展望
Apple社は常に生体認証技術の改善に注力しています。
- より高速な認証
- さらなる精度の向上
- 省電力化
- マルチデバイス対応
といった方向に進化する可能性が高いと考えられます。
ユーザーのプライバシーと選択
生体認証技術の選択は個人のプライバシー観にも大きく依存します。
Touch IDは物理的な接触を必要とし、Face IDは非接触型であるという違いは、ユーザーによって好みが分かれるポイントです。
理想的な認証システムとは
究極の生体認証システムは、以下の要素を兼ね備えるべきです。
- 高速性
- 高いセキュリティ
- 使いやすさ
- 環境への適応性
現時点では、どちらの技術にも一長一短があり、完璧な解決策は存在しません。
おすすめ
生体認証技術に悩む方へのアドバイス
- 実際に店頭で各デバイスを試してみる
- 自分の使用環境を十分に検討する
- セキュリティとユーザビリティのバランスを考える
まとめ
Face IDとTouch IDは、それぞれ独自の魅力と課題を持つ認証技術です。
どちらを選んでも、Apple製品の高いセキュリティと利便性を享受できます。
最終的には、個人の好みと使用環境に最適な技術を選ぶことが最も重要です。
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