iPhone 15シリーズから搭載されたアクションボタン、みなさん使っていますか?
最初は新機能だからワクワクしていたと思いますがしばらくすると全然使っていない……という方も多いのではないでしょうか?
前回Acitonsという無料アプリを使ってアクションボタンで複数のアプリやショートカットを起動する方法を解説しました。
今回はそのアクションボタンを1タップで起動する方法です。
iPhoneではおなじみのAssistiveTouchを使うことでそれを実現します。
設定方法を解説します!
AssistiveTouchとは
iPhoneの画面上に仮想のボタンを設置して特定の動作やショートカットを起動できる機能です。
起動パターンは主に
- シングルタップ
- ダブルタップ
- 長押し
上記3つに対して動作を設定できます。
なぜわざわざAssistiveTouchに設定するのか?
アクションボタンという物理ボタンがあるのになんでわざわざAssistiveTouchを使うのか?と思うかもしれません。
アクションボタンを使うには長押しが必要だから。
その点AssistiveTouchは1タップで起動可能できるので速いです。
AssistiveTouchはどこにでも配置できる
わざわざAssistiveTouchからアクションボタンを起動する理由としては、アクションボタンは物理ボタンなので当然iPhoneの左側面の上の方にあり持ち方によっては押しにくいんですよね。
一方AssistiveTouchはiPhoneの画面内であればドラッグでどこにでも移動できます。
右利きの人が多いと思いますが右側に配置することでそこから1タップでアクションボタンが起動できちゃうので便利です。
AssistiveTouchの設定方法
iPhoneの設定アプリ→下にスクロールして「アクセシビリティ」をタップします。
次の画面に移動したら下にスクロールすると出てくる「タッチ」をタップ。
「AssistiveTouch」が出てくるのでタップして進みます。
AssistiveTouchをオンにすると仮想の丸いボタンが出現。
少し下の「シングルタップ」を選び「アクションボタン」を設定します。
これで設定完了です!
AssistiveTouchからアクションボタンを起動
iPhone画面内のAssistiveTouchをタップしてみましょう。
通常長押ししないといけないアクションボタンが1タップで起動すれば成功です!
アクションボタンはiPhoneの左側面にしかありませんが、AssistiveTouchならば画面内どこにでも移動できるので好きなところから起動できます。
AssistiveTouchのデメリット
ここまで説明してきたAssistiveTouchですが、デメリットがあります。
大きく2つあるのでひとつずつ説明します。
画面上に仮想ボタンが出る
仮想ボタンが常時iPhoneの画面内に出現するので使わないときは間違って触ってしまって操作ミス!ということがあります。
慣れが必要な部分もありますが、AssistiveTouchは今回紹介したアクションボタン意外にもダブルタップや長押しにも機能が設定できるので置いておくと便利です。
使わないときは画面の触れない部分にドラッグしておけばOK。
画面ロック時は押せない
アクションボタン起動のために長押しするよりもAssistiveTouchの方が速く起動できると説明しましたが、アクションボタンが有利な場面があります。
それはiPhoneをスリープして画面ロックされている時です。
AssistiveTouchの弱点として画面ロック時は押せず1タップしてスリープ解除する必要があります。
逆に物理ボタンのアクションボタンは起動できるのでスリープ時に限りアクションボタンの方が起動がほんの少し速いです。
アクションボタンの可能性が広がる
iPhone 15 Proを買ってアクションボタンを使うぞ!とワクワクしていました。
しかし便利さがわからなくなり全く使わなくなってしまったところに、Actionsを使った複数アプリをアクションボタンひとつで起動する方法を知り、今回AssistiveTouchを使って更に手軽にアクションボタンを起動できるようになりました。
アクションボタンには無限の可能性があるのでみなさんもぜひ試してみてください!
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